大人の間でブーム!ラジオ体操でダイエットができるらしい!
今、ラジオ体操でダイエットすることが雑誌でも取り上げられブームとなっています。果たして、あのラジオ体操で本当に痩せられるのでしょうか。消費カロリー、運動の内容などを検証し、ラジオ体操ダイエットの正しいやり方をご紹介します。
静かなブーム!ラジオ体操で痩せた!?
日本の小学生の夏休みの風物詩、ラジオ体操。
なんとラジオ体操でダイエットするのが、大人の間で流行っているらしい!?
夏休みになると、朝早起きしてラジオ体操に行った記憶のある方は多いことでしょう。スタンプカードにスタンプが溜まるのが子供のコレクター心をくすぐり、楽しみだった記憶があります。
また、ラジオ体操はお年寄りの愛好家が多いことでも知られています。
しかし何と今、若い女性を中心に「ラジオ体操ダイエット」のブームが来ていることをご存知ですか。
「えっ!?あのラジオ体操でダイエットになるの?」
疑問に思われる方もいるかもしれません。
ラジオ体操というと、小さなお子様やお年寄りでも無理なくできる運動です。疲れるような運動でもありませんし、夏休みに毎日ラジオ体操に通ったからといって痩せたという記憶もありません。
ところが、ラジオ体操ダイエットで健康的に痩せた! という体験が続出。ダイエット雑誌やインターネットのニュースでも取り上げられています。
それでは、どのように体操すればラジオ体操でダイエットができるのでしょうか。
ラジオ体操の消費カロリー、多い?少ない?
ラジオ体操の時間当たりの消費カロリーはウォーキングと同等程度です。
ラジオ体操をする人の年齢や体重により個人差がありますが、ラジオ体操の消費カロリーはラジオ体操第一とラジオ体操第二を合わせて、20kcal~30kcalといわれています。
これは時間当たりの消費カロリーとしてはウォーキングや腕立て伏せ、ボウリングやゴルフなどを上回ります。
意外と多いとびっくりされる方も、なんだ、たった数十kcalか、とがっかりされる方もいるかもしれません。
運動を取り入れて健康的に美しく痩せたい、と既にがんばっている方には、意外と効率の良い運動なのがわかっていただけるかと思います。
消費カロリー重視の方は、何セットかラジオ体操をすると消費カロリーを稼ぐことができますね。
カロリー消費だけではない、ラジオ体操の美痩せ効果
ダイエットに運動を取り入れる目的は、カロリー消費だけではありません。運動をすることによって、全身のバランスを整えたり、衰えた筋肉を刺激して基礎代謝をあげることも期待できます。
健康に美しく痩せるには食事制限だけのダイエットではなく、運動を取り入れることが不可欠なのです。
実はラジオ体操は、短い時間に、ラジオ体操第一、ラジオ体操第二それぞれに13科目もの運動が含まれています。
内容も深呼吸から、体幹を前後左右に動かす運動、腕の運動、脚の運動など全身をバランスよく使える内容になっているのです。
試しに一度大人がやってみると、意外と動かしにくい部分があったり、普段使っていない筋肉を意識することができ、終わった頃にはスッキリすることでしょう。
肥満の原因ともいわれている、骨の歪みや冷えなどを解消する効果も期待できます。無理なくバランスの良い全身運動なので、ストレス解消にも役立ち、ドカ食い防止にも役立ちますね。
効果的にラジオ体操でダイエットする方法
しかし、皆さんもご経験のとおり、漫然とラジオ体操をしても劇的なダイエット効果は期待できません。30kcalというと、ご飯一口分のカロリーに過ぎないからです。
ラジオ体操でダイエットをするにはいくつかのコツがあるのです。
まずは運動の趣旨を理解し、お手本をよく見て、しっかり運動することです。
例えば、腕を回す運動のときは単に腕を振り回すだけではなく、肩甲骨を意識してしっかり腕を伸ばして振ってください。
また、太極拳のようにしっかり息を吐きながら運動することも大切です。呼吸法を取り入れることで有酸素運動になりますし、息を吐きながら身体の部位を動かすことでストレッチ効果も上がります。
つまり、恥かしがらずに大きく身体を動かすことで、ラジオ体操がより効果的なダイエット方法となるのです。