痩せやすい体を作ろう!腸内細菌ダイエットとはどんなダイエット?
「痩せの大食い」という言葉がありますが、ものすごく食べても痩せている人ってあなたの周りにもいるのではないでしょうか? そういう人の中には体質的に食べても太らない場合があります。それは太りにくい腸内細菌を持っているからです。そこで、腸内細菌を沢山増やした腸内細菌ダイエットについてまとめました。
体の中に細菌が!?腸内細菌とは?
細菌というとあまり良いイメージを浮かべない人も多いかもしれません。
しかし人間には皮膚にも、内臓にも、髪の毛にも様々なところに細菌が存在しており、その中には生きていくためにどうしても必要な細菌もあるのです。
では、一体腸内細菌とはどういったもので、どのような働きがあるのでしょうか。
細菌には良いものと悪いものがある
風邪をひいたり、体調を崩したりするのも細菌が悪さをしたことによって起こることですが、一方でビフィズス菌や常在菌などの一部は、外部からの攻撃を食い止めるためにあるものであったり、体内から分泌される余分な分泌物を取り除いてくれたり、体内に吸収されたものをうまく分解してくれたりと、人間の中の器官の働きを助けてくれるものがあります。
一般的に、こういった菌のことを善玉菌と言います。
腸内にも細菌がある!
当然のことながら、腸内にも腸内の働きを助けてくれる善玉菌と大腸菌やピロリ菌などの体において弊害を起こす菌があります。
一方で、残りの7割が日和見菌という、その時の人間の体の状態で悪玉菌のような悪さをしてしまう菌なのです。
善玉菌を多く増やすことによって体内の活動を促したりするため、よく言うビフィズス菌が多く発生するようなヨーグルトを食べるようにする、などコントロールするのが良いのです。
大食いでも太らないという人は腸内細菌の影響がある?
あなたの周りにも、食べても食べても太らないという人がいるのではないでしょうか?
その中には、この腸内細菌が影響している人もいるのです。実際に、食べても食べても太らない人の便と、便秘がちで食べたら太ってしまうような人の便を比べたときに、便の中にいる細菌の割合が異なっているという報告があります。
つまり、食べても太らない人には、その中にある多くを消化させてしまう、そして、食べたエネルギーの多くが体内に蓄積せずに、そのまま便と一緒に出てきてしまうということが分かったのです。
このようなところからも、腸内細菌による影響があることが分かりますね。
さぁ!今すぐ腸内環境を整えよう!
腸内細菌ダイエットとは、腸内の環境を整えて、腸内の細菌を食べても食べても太らない人のような環境に持っていこうという考えです。
生まれつきの環境もあるかもしれませんが、似たようなところに持っていくこともできます。では一体どのようにすればよいでしょうか?
腸内に有効な善玉菌を増やそう!
腸内環境を整えるのに一番最初に思いつくのがビフィズス菌ではないでしょうか? 実際に、ビフィズス菌は、悪玉菌を撃退することが研究で分かっています。
出来れば、寝る1時間前にヨーグルトを食べて、腸内にビフィズス菌を増やすように促します。寝ている間にビフィズス菌が活発に活動してくれます。
もう一つは、納豆を食べること。納豆の納豆菌も腸内にとって、良い菌になります。
こういった人間にとって良い菌の含まれた食品を積極的に食べることは大切なことです。
食物繊維を沢山摂り入れよう
食物繊維の豊富な食べ物を積極的に取り入れるように心掛けましょう。これは、悪玉菌を一緒に包みこんで便と共に排出してくれるからです。
せっかく善玉菌が腸内にいるのに、悪玉菌がいるのでは環境としてはよくありません。
いらないものは排出! これに限りますね。
腸内の環境を整えよう
腸内の環境としては、当然のことながら、ストレスを貯めず、睡眠をしっかりと摂ることが大切です。様々な部分で負担があれば、腸にも何かしらの影響があるからです。
そして、空腹になったらご飯を食べること。
常に食べ物が腸内にあると、それを消化することばかりになってしまいます。空腹時がないと、常に体を太らせる悪玉菌が腸内に留まり、増えてしまうそうです。
腸内を痩せるための菌の割合を多くしたいなら、空腹時をきちんととることが大切です。