食べてすぐ寝ると太るのはメニューが悪いから?!太らない食べ方とは?
食べてすぐ寝ると太るというは事実です。とくに自分の消化と合っていない食べ物の組み合わせは太りやすいと言われています。しかし、メニューによっては太りにくいものもあります。それはタンパク質と脂質の組み合わせです。この組み合わせは食べ応えがある割に体脂肪になりにくい性質があるので食後に寝ても安心です。
食べてすぐ寝ると太るはホント?
昔から食べてすぐ寝るとウシになる、と言われ食後すぐに寝ると太ることが知られていました。
一方で食後は消化を助けために数十分の睡眠を摂ることで肥満を防ぐという説もあります。どちらが正しいのでしょうか?
なぜ食べたら眠くなるのか?
食後に眠くなるのは当たり前と思う人も多いかも知れません。しかし、食後に眠くなるのは自身の消化に適した食事をしていない可能性があるようです。
例えば、炭水化物の多い食事をした場合とタンパク質の多い食事、そして脂質の多い食事では食後の眠たさが変わってくるのです。
さらに、炭水化物、タンパク質、脂質をバランスよく食べるとどんな人でも眠くなると言われています。そのため、一食で三大栄養素を摂取することは消化にもっとも負担をかける食事法だという人もいます。
一般的には朝は炭水化物中心のメニュー、昼は脂質が中心、夜はタンパク質を中心に食べることで食後に眠くなりにくいと言われていますが、個人差があるので一度自分の体で試してみてもいいでしょう。
もっとも多いのは炭水化物をどの時間帯に食べても眠くなるという人です。このタイプの人は糖尿病予備軍か、将来糖尿病になる可能性が高い人です。
このタイプの人はもともと炭水化物の消化が得意ではない可能性があります。炭水化物とともに食物繊維や野菜を多めに摂取したり、一度の炭水化物摂取量を少なくする必要があるかも知れません。
食べて眠くなるのは太るサイン
残念ながら、食べて眠くなる食事はその人にとって太る食事と言われています。
その理由は、眠くなるということはそれだけ消化に時間とエネルギーがかかるということです。そして消化に長い時間かかるということはそれだけ身になることを意味しています。
そのため、食後に眠くなるメニューや食事内容がわかったら出来るだけそのメニューを避けるようにします。
何を食べても眠くなるのはなぜ?
何かを口にすると眠くなってしまうのなら、その原因は2つです。
1つは慢性的に睡眠不足であるためです。食べると副交感神経が優位になります。そのため、多くの人は食後にリラックスや眠気を感じます。しかし、眠気ではなくしっかりと眠ってしまう場合には普段から睡眠が十分でない可能性があります。
また、もう1つの原因として消化力が低下していることが考えられます。これは胃腸が弱っていたり、消化液の分泌が十分でないなどの場合です。病後などで固形物を摂取するのが久しぶりである場合も、食後に眠気を感じることはあるでしょう。
食べて寝ても太らない方法とは?
基本的には食べて寝ると太るのは避けられないことです。
しかし、食べて寝ても太らない方法がないわけではありません。それは脂肪に変換されにくいものを摂取することです。
王道の食べて太るメニューはこれだ!
もっとも食べて寝ると太るものは炭水化物と脂質の組み合わせです。ラーメンや牛丼などは食べて寝て太る最強のメニューです。この理由として、炭水化物は脂肪に変換されやすい性質を持っているからです。
お酒のあとの炭水化物はアルコール代謝には必要ですが、確実に太る行為であることを心して食べましょう。どうしても炭水化物が食べたいときには、おにぎりやお茶漬けなど脂質やタンパク質の少ないメニューにするようにしましょう。
意外な組み合わせ?!食べても太りにくいメニュー
一方、脂肪になりにくいメニューもあります。
例えばタンパク質と脂質の組み合わせです。ステーキや焼肉、カルパッチョなどが当てはまります。タンパク質は脂肪になりにくい性質があります。
意外なことに脂質も炭水化物と一緒に摂取しない限り、体脂肪には変わりにくいと言われています。