グリーンスムージーは危険?!グリーンスムージーを安全に楽しむためには?
グリーンスムージーは危険と言われています。それは野菜に付着している残留農薬や自然農法などで栽培による有害物質があり、その結果健康を損なう恐れがあるからです。今回はこれらの問題に対処してグリーンスムージーを安全に楽しむ方法を紹介します。
手軽な栄養補給「グリーンスムージー」
現代の荒れた食生活を健全なものにするために「グリーンスムージー」は、とても手軽で、そして多くの栄養素を摂取することができる、まさに救世主です。
現代人の食事の傾向として、カロリーの割に栄養が少ないこと、化学調味料などの添加物を多く摂取していること、精製された砂糖を過剰に摂取していること、の3つが挙られます。
この3つの問題を一度に解決できる飲み物として、グリーンスムージーはとても有効な飲み物なのです。
野菜ジュースと豆乳でダイエットに成功した漫画家や、産後のダイエットに利用した芸能人が多数いたことで話題となりました。その手軽さと美味しさから多くの人に支持されています。
ジューサーは安価なものから高価なものまで、その機能も含めて様々ありますが、いずれもよく売れているそうです。
グリーンスムージーは危険?!
しかし、現代人にとって健康の源として扱われているグリーンスムージーに警鐘を鳴らしている人もいます。
これらの人たちによると、グリーンスムージーは危険がいっぱいである、ということです。
◆農薬がのこったままになってしまう
まずはグリーンスムージーで使う野菜の農薬が危険という人がいます。
生で食べる野菜は安全なものを選んでいるとは思いますが、栽培や流通の過程で傷むことを避ける為に農薬や防カビ剤などの散布されている場合が多く、安全性には疑問が残ります。
⇒農薬が心配な野菜は洗って使いましょう
近年の野菜には多くの残留農薬や防カビ剤、防腐剤が付着しています。これらの害から少しでも身を守る為には野菜は水洗いだけでなく、専用の洗剤できちんと洗うようにしましょう。
例えば、自宅の庭などで栽培し、農薬のコントロールが完全に出来ているという場合には必要ないかも知れませんが、スーパーなどで販売されている野菜を使用してグリーンスムージーを作る場合には、野菜に付着している農薬などを洗い流す事が必要です。
現在、日本で使用されている農薬は安全性が高く、野菜に付着した量程度を摂取しても身体には問題ないと言われています。しかし、基本的は水洗いなどできちんと洗い流すことが望ましいでしょう。
また、水洗いだけでは不安と思う人は、野菜を洗うための洗剤を使用しましょう。そして安全な野菜を求めるなら、海外輸入のものよりも国産のものを選びましょう。
◆食材の細胞内に有害物質が蓄積されていることも
グリーンスムージーは危険と訴える人の中には、農薬よりも自然農法で栽培された野菜にこそ問題があると言う人もいます。
それは、自然農法で栽培された野菜は多くのストレスを受け、細胞内に有害物質が蓄積しているというものです。
⇒かじって食べれない野菜は避ける
これらの問題に対処するために、もっとも簡単な方法は、その野菜をジュースに入れる前に一口だけかじってみることです。
これでアクや苦みのために食べられない、と思うであればグリーンスムージーに入れないようにしましょう。
人の味覚は高精度の判別ができる!?
食べて美味しいと思うものは、身体にも良いものであるそうです。一方、苦みやえぐみのある食べ物は刺激が強いか腐っているかなどで、身体には悪いものと判断することができます。
健康な時と病気の時に味覚が変わるのも、身体に必要なものが変わってくるので当然の反応なのです。
そして、この反応はかなり高精度にその人に必要、不必要なものを判定できるということがわかっています。
このような判別方法はとても原始的な方法のようですが、実はもっとも信頼のできる方法なのです。というのも、人間の身体は身体に必要なものを美味しく感じるようにできているからです。
例えば、漢方薬は同じものであっても、飲む日によって味が変わると言われています。
身体が欲している生薬が含まれている場合、その漢方は美味しく感じるそうです。一方、まずいと感じるものは身体には合っていないそうです。