挫折しないミューズリーの食べ方の基本と3つのバリエーション
もうフルーツグラノーラダイエットは古い。シリアルは低カロリーで満腹感が高く酵素もたっぷりなミューズリーの時代です。でも、ミューズリーの食べにくさと美味しくなさに閉口している人も少なくないのでは? そこで、基本のミューズリーの食べ方と、美味しい3つのバリエーションをご紹介します。
フルーツグラノーラは卒業!これからはミューズリー
ミューズリーってご存知ですか?
見た目はフルーツグラノーラに似ていますが、簡単に言ってしまうとグラノーラから砂糖や蜂蜜、油脂をかけてオーブンで焼く工程を省いたもの。オーツ麦などの穀物とナッツ、ドライフルーツを混ぜたものをミューズリーと呼びます。
これまでは手軽な朝食やダイエットとしてグラノーラが流行していましたが、カロリーや糖分が気になっていた人も多いのではないでしょうか。
グラノーラダイエットでは1食50gといわれていますが、それだけではお腹いっぱいにならず食べ過ぎてしまい、かえって太ってしまったという人も…。
グラノーラを卒業してミューズリーにチェンジしてみませんか。
プロデューサーでモデルのアンジェリーナ・ジョリーさんや、モデルの道端ジェシカさんなどもミューズリーを食べています。ダイエットと美容を両立できる食事としてセレブやモデルに大人気なんです。
ミューズリーのグラノーラよりいいところ
ミューズリーのメリットは低カロリーで満腹感が長く続くところです。
ミューズリーとグラノーラのカロリーを比較してみると、ミューズリーはグラノーラのおよそ80%しかカロリーがありません。
えっ!? それしか違わないなら甘くて美味しいグラノーラの方がいいですって?
ミューズリーはグラノーラと違って噛み応えが強く、甘くないので食べ過ぎの心配がありません。また、生なので酵素やビタミンが豊富でより美容にいいのです。
鳥の餌?ミューズリーの食べ方
しかし、いきなりミューズリーにシフトして挫折する人も後を絶ちません。
「鳥の餌」と揶揄されることもあるミューズリー、ぼそぼそして硬く、甘くないので食べにくく美味しくない、特にグラノーラ感覚でいきなり牛乳をかけて食べてしまうと「何これ?」と投げ捨てたくなるのです。
そこでおすすめのミューズリーの食べ方をご紹介します。
基本は一夜漬け
ミューズリーは自然の美しいスイス出身。そのままでは硬いミューズリーの食べ方の基本は、前の日から仕込んでおくことです。
牛乳やプレーンヨーグルトに前日の夜浸して冷蔵庫に入れておきましょう。翌朝には美味しい本来のミューズリーが楽しめます。
甘みの少なさが美味しさだと筆者は思うのですが、慣れていないうちは蜂蜜やメープルシロップなどを垂らすと美味しく食べられます。
ただしその分、糖分やカロリーが上がってしまいますので慣れるまでの一時的な措置としてお使いください。
フレッシュフルーツで更に酵素アップ
ただでさえ酵素たっぷりで酵素ダイエットにもぴったりなミューズリー。ミューズリーにフレッシュフルーツをトッピングすると、更に酵素が増す上に足りない甘みも補ってくれます。
プレーンヨーグルトで一夜漬けしたミューズリーに、お好みの季節の果物をあしらって。見た目も美しく、美味しい酵素食のできあがりです。
ミルクで煮るとホットシリアルに
ふやかすのが大変とか、前日に仕込むのを忘れたときにお勧めなのが、オートミールみたいに牛乳や豆乳で煮る方法です。
煮ると数分でふやけますし、オートミールより美味しいホットシリアルのできあがりです。寒い季節にもいいですね。
炒ってカリカリに
グラノーラをカリカリと生で食べるのが好きな人は、ミューズリーを生で食べるとその鳥の餌チックな食感にびっくりしてしまいます。
ミューズリーをカリカリで食べたい場合はフライパンで炒ってしまいましょう。香ばしくグラノーラ風に仕上がります。
煮たり炒るなどの加熱は酵素を減らしてしまうのですが、多くの栄養素は残りますし、食感が変わるのでまず食べやすさを変えたいときにはお勧めです。