コスパ最高!万能スキンケア、ワセリンの副作用!?鉱物油だから危険?油焼けの原因になる?

コスパ最高!万能スキンケア、ワセリンの副作用!?鉱物油だから危険?油焼けの原因になる?

究極のプチプラコスメ、ワセリン。でも最近はワセリンの副作用についてこんなことを聞きますよね。「ワセリンは石油からできてるから危険」とか、「ワセリンを塗り続けてると油焼けでシミになるよ」とか。ワセリンの危険性を検証してみました。

ワセリンをずっと愛用!副作用は起きないの?

ワセリンの使用

コストパフォーマンスの良い美容法としてワセリンが注目されています。

ワセリンは多くの軟膏の基礎剤となっており、皮膚炎を起こしているときですら使えます。肌の表面を油で保護して水分の蒸発を抑えるため、間接的に保湿効果もあります。アトピーなどでバリア機能を失った肌を保護することもできます。

ですから、皮膚の病気でなくてもワセリンを乳液やクリームなどの水分を蓋するスキンケア製品として使用したり、埃や紫外線、化粧品などから肌を守るための基礎化粧品として愛用する人は後を絶ちません。

しかし、ずっとワセリンを塗り続けていて副作用は起きないのでしょうか。

都市伝説1.ワセリンは石油が原料だから危険

ワセリンを使う

ワセリンは石油を精製して作られたペースト状の油です。石油と聞くと、肌に危険なのではないかと心配になります。

確かに、ガソリンや灯油などにうっかり触れるとかぶれを引き起こすこともあります。しかし、石油から作られた油がとりたてて肌に危険というわけではありません。

オイルによるかぶれは含まれる不純物が原因です。医薬品や化粧品に使う鉱物油は高い純度に精製され、それ自体がかぶれを引き起こすことはきわめて少ないのです。むしろ天然油よりかぶれの危険性としては低いくらいです。

都市伝説2.ワセリンを塗ってると油やけが起こる?

ワセリンに副作用はあるのか

ワセリンは油だから塗ったままだと油やけを起こすのではないかという声もあります。

俗に「油焼け」といわれているものには二通りあります。

一つはお肌に乗せている油脂が酸化して肌に色素沈着をもたらすという説です。確かに油は酸化して皮膚に悪影響をもたらします。ところが炭化水素が主成分のワセリンは基本的には酸化しないのです。

もう一つはオイルを肌に乗せると日焼けしやすくなるという説です。オイルを塗ったからといって日焼けしやすくなることはありません。

サンオイルというものがありますが、あれは日焼けしやすくなるわけではないのです。サンバーンという火傷状の日焼けを防いで、長く日光浴して日焼けをするための商品です。

ワセリンはとっても安全!

ワセリンは赤ちゃんやアトピー患者さんのスキンケアから、火傷や外傷の保護、軟膏の基材として幅広く使われています。ワセリンの副作用に関する2つの都市伝説も否定されました。

ワセリンはとても安全で上手に付き合うととても便利なものです。それではワセリンの副作用は本当に無いのでしょうか。

こんなワセリンの使い方は危険!

ワセリンの危険な使用方法

まず、ワセリンの副作用はゼロではありません。まれにかぶれを起こしたという報告もあるのです。お肌に合わない場合は使用を差し控えましょう。

ワセリンには直接の保湿効果はありません。あるのは潤いを逃がさなくする効果です。ワセリンだけでスキンケアを済ましてしまうと乾燥肌の改善にはつながりません。

また、ワセリンの下で汗をかくと汗が逃げにくくなり、自分の汗でかぶれてしまう危険も考えられます。

ワセリンを美容に使う一番の問題点は、塗りにくさにあります。ワセリンはペースト状で広い範囲に薄く優しく塗るのが難しいのです。

塗りすぎはべたついて見た目や皮膚感覚も良くありませんし、汚れが吸着しやすくなります。ムラ塗りになったら効果が期待できませんし、うっかりこすってしまってはかえって肌を痛めます。

このようにワセリンには欠点もあるということも踏まえて付き合っていけると良いですね。

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