運動神経が悪い子と運動神経が良い子の違いって一体何?改善策はあるの?

運動神経が悪い子と運動神経が良い子の違いって一体何?改善策はあるの?

運動神経が悪い子供と良い子供の違いは、色々な運動を幼児の時期に行っていたかどうかで決まります。これまで全く運動をしていなかった子供は、運動神経が悪い傾向があります。しかし、幼児の頃にさまざまな動きを習得してきた子供は、運動神経がよくなるのです。

運動神経が悪いのは生まれつきなの?

運動神経は誰でも備わっています

運動神経は誰でも備わっています

運動神経が悪いのは生まれつきだと思っていませんか? 実はそれは思い込みです。

運動神経の伝達スピードは平等でした

運動神経の伝達スピードは平等でした

運動神経とは脳から筋肉へ送られる指令のことを言います。この指令のスピードは皆平等に同じなのです。

でも出来る子と出来ない子がいるのは一体何故?

でも出来る子と出来ない子がいるのは一体何故?

運動神経は皆平等にあるにも関わらず、出来ない子と出来る子がいるのは一体なぜなのでしょうか?

それはやはり、いろいろな運動を小さい時からやっていたか、やっていなかったかの違いなのだそうです。

すぐに鉄棒ができる子や縄跳びが出来る子は、それまで遊びを通していろいろな運動を身につけてきたため、始めて行う場合も、その運動に必要な動作を身体で修得してきたからなのです。

一番大きな差がつくのはボール投げでした

幼児の頃、ボール投げ遊びしていましたか?

幼児の頃、ボール投げ遊びしていましたか?

学校の体力検査で、ボール投げが種目にあります。長距離を飛ばす子供もいれば、5メートル以下しか投げられない子供もいます。一体、この差はなんなのでしょうか。

その答えは、長距離を飛ばすことができる子供の場合は、身体全体でボールを投げることが出来たのに対して、5メートル以下しか飛ばせない子供の場合は、腕の力しか使っていないからなのです。

小さな頃からボールを使って遊んでいた子供の場合だと、自然に身体全体でボールを投げることができましたが、全く遊んでいない子供の場合だと、腕しか使っていないのです。

男の子の場合、キャッチボールをする機会も多いため長距離を飛ばすことができますが、ほとんどキャッチボールで遊んだ経験のない女の子の場合は、まったく飛ばすことができないのです。

つまり運動神経がいいのではなく、過去にその基本となる運動を行っていたかどうかが、重要なポイントだったのです。

幼児期は外遊びを子供と楽しもう

幼児期は外遊びを子供と楽しもう

運動神経の神経細胞が発達するのは、3歳から小学校低学年までの時期です。この時期は、親も意識して外遊びをしましょう。

近くの公園でもよいので、子供と公園遊びをたくさんしましょう。追いかけっこをすれば、走る動作を学ぶことができます。ブランコではバランス感覚や、平衡感覚を養うことができるでしょう。

休みの日はショッピングセンターやテーマパークへ行くよりも、近くの公園で身体を動かした遊びをする方が子供にとっては一番良いことなのです。

将来、子供が運動音痴にならないようにするためには、ママと一緒に公園遊びをすることです。ママも動き回る子供の面倒を見ているうちに、運動不足を解消することができます。

幼児の習い事は運動系を!

幼児期に習い事をさせるのであれば、お勉強系の習い事よりも運動系の習い事をさせるのがよいかもしれません。水泳や体操教室などがお勧めです。

幼児から小学校低学年を対象にした運動教室であれば、ママが教えにくい鉄棒やマット運動などを専門の講師から学ぶことができます。

また運動とは関係ないと思われがちなのですが、ピアノ教室もお勧めです。

ピアノは右手と左手と違う動きをしなければならないため、脳神経の発達に効果があるのです。ピアノが出来る子は将来、運動も勉強をするにも良い効果があるかもしれません。

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