
身体にイイものに気を使いすぎてなる摂食障害、オルトレキシアとは?
皆さんは食べるものに対して、どのように気にしていますか? 「身体にイイものを摂らなくては!」ということを考えすぎて「外食ができない!」なんて思ったりしていませんか? もしかすると摂食障害である”オルトレキシア”予備軍かもしれませんよ! ではオルトレキシアとはどういったものなのでしょうか?
「不健康な食品」
こんなカテゴリーで食品を見ていませんか? すぐに「これには何が使われているんだろう?」と成分表をチェックしていませんか?
健康ブームの今、無添加のもの、無農薬のものを摂取したいといった流れになっていますよね。
確かに「身体にいいものを食べたい!」と思うのは自然なことかもしれません。でも、その食品チェックが過剰になって「これはダメ、あれもダメ」って思ってはいませんか?
もしかすると、そんなあなたは摂食障害であるオルトレキシア予備軍かもしれませんよ!
まずはオルトレキシア予備軍チェック!
・「この食品は何を使っているかわからないから食べない」「これは不健康な食品だから食べない」というような食品がある。
・調理された工程が気になり、少量しか食べれなかったり、全く食べれなくなることがある。
・献立を考える際、食材選びに時間がかかってしまう。
・外食をすると罪悪感が生まれたり、外食そのものができない。
・健康的な食事が一番であり、他の人が行っている不健康な食生活を見下す傾向にある。
・家族や友人から、食生活について何かしら注意を受けたことがある。
どうですか? 当てはまるものがありましたか?
もし2~3個以上当てはまるものがあった場合は”オルトレキシア予備軍”かもしれません。
オルトレキシアとは一体なに?
オルトレキシアというのは正式な診断名ではありません。それにより、まだ知名度が低いこともあり、自分自身がそのような疾患であるといった認識がない人が多くいます。
このオルトレキシアとは摂食障害の一種とされており、極端な食事の制限を自分自身にかけてしまうことで十分な栄養が取れず、さまざまな体調不良を引き起こしてしまうことを言います。
”健康なもの”だけを食べるというのは良いことのように聞こえますが、それが極端なひとになると以下のようなことになるのです。
ありとあらゆるものが口にできない!
例えば…
・農薬を使ったものはもちろん、保存料、添加物を使ったもの。遺伝子組換えをしたものなんて絶対に無理!
・さらには”餌”に何が入っているかわからないと、動物性食品である肉類、魚類、そして乳製品などもダメ!
・アレルギーの原因になったり、健康にはよくないと言われ始めたグルテンを含む小麦粉などの穀物類もNG!
・様々な病気の要因となるかもと糖質、さらにマーガリンや油に含まれるトランス脂肪酸もダメ!
どうですか? こうしてみるともう何も食べるものがないように思いませんか?
気になるとどんどん調べる人もいるそうで、一つの食材に対して何時間もかけてチェックするといった事例もあるそうです。
摂食障害になることで様々な弊害が生まれてくる!
食べるものがほとんどなくなることで、健康面では様々な体調不良が出てきます。そして栄養失調や体力の低下、体重の大幅な減少と、拒食症と似たような症状になる人も。
精神的にも追い詰められていき、「これは食べてはだめだ!」といった脅迫概念、強迫性障害になってしまったり、何かしら身体に悪いものを食べてしまったときに罪悪感に襲われます。
先ほどお話した事例のように、食品について過度に調べたりすることもあります。
対人関係にも影響が!
お友達などとの外食って楽しいですよね。でも食べるものに気をつけすぎると何も食べれず、何も楽しくない食事会になってしまいます。
そうすると一緒にいるお友達もなんだか楽しくなくなりますし、さらには食事の質が違う! なんて、嫌な雰囲気にもなってしまいがちに。
なんだか人生楽しくなくなりそうですよね。
健康的な食事もほどほどに!
確かに様々な添加物などが使われている食品は気になります。小さなお子様を育てていたりすると「これからの成長、いいものを食べさせてあげたい!!」と思う気持ちは特に出てきます。
ですが、その気にし過ぎのせいで体調を崩してしまうのは本末転倒ってことになりますよね。
ぜひともそうならないように”食品のチェック”はほどほどに、食事は「楽しく!」を一番にしていくようにしてください。
笑顔で美味しく食べるごはんが一番身体にイイと思いますよ☆