日本人の体臭があまり臭わないと海外で話題に!!
自分達では、あまり気にしていないかもしれませんが、日本人の体臭はあまりないと海外で話題になっているのをご存知ですか??日本人を含む東アジア人は、体臭があまりなく、香水なしでも街を歩けると、海外の方から羨望の眼差しで見られています。なぜ、日本人は体臭が少ないのでしょうか。
外国人は体臭が強い!?
海外に行くと分かる!体臭の違い!!
日本人は、体臭のある方がほとんどいないと世界的に知られていますが、アメリカや欧米圏に住む白人の80%、黒人の100%が体臭を持っていると言われています。
例えば、欧米に旅行へ行くと、バスや電車の中などの密室では、欧米人の体臭がどうしても気になることがありますよね。
体臭は香水でごまかす!?
前述の通り、欧米人は体臭が強いため、香水を使う文化が発達したといわれ現在でも使っている方が多いようです。体臭と香水が混じり、より強いニオイを発していることもあります。
香水そのものは、欧米圏から始まりました。初めは儀式などに使われていたと言われていますが、遺体の防腐剤として使用されたり、18世紀ごろには、民間でみだしなみとして使用されるようになりました。
この身だしなみは、ファッションとして香水をまとうというよりも、自分の体臭をごまかそうとするために使用されていたようです。
このように、歴史を見ても、体臭が香水の発達に関係があること明らかになっています。
日本人の体臭が少ない理由
遺伝子が影響している
体臭は、アポクリン腺が少ないか多いかで決まるのですが、アポクリン腺の量はA対立遺伝子とG対立遺伝子に分かれるABCC11遺伝子で決まります。
欧州などには活発なアポクリン腺を持つG対立遺伝子を受け継ぐ人が多く、東アジア近辺などにはアポクリン腺が少ないA対立遺伝子を受け継ぐ人が多いと言われています。
また、耳垢が乾燥していて薄片状の日本人などは体臭にあまり悩まされることはなく、湿り気があり柔らかい耳垢の人は体臭があるとも考えられています。
体臭を消す方法
日本人は体臭の強い方が少なかったため、あまり体臭を消す方法が知られていませんが、現代では結構体臭に悩んでいる方も多いです。
そこで、簡単に体臭を消す方法を紹介します。
菜食主義になる!!
体臭は、食べ物を変更するだけでだいぶ抑えることができます。肉や魚をできるだけ減らして、菜食主義にすると、体臭はほとんどなくなります。
また、ニンニクやキムチやカレーなどの刺激物を食べることも強い臭いの原因になります。体臭が気になるときには控えてみましょう。
朝シャワーを実践しよう
夜にはゆっくり湯船につかって新陳代謝を高めて老廃物を出し、朝はシャワーで体臭予防するのが良いでしょう。
なぜなら、就寝中も身体からニオイの素が発生しているからです。この臭いを消すために、朝シャンをするのも良いですね。
また、体を洗う時は、ゴシゴシ洗うと体の表面を覆う臭いを防いでくれる菌まで洗い流してしまうので、優しくふわふわと洗うように心がけましょう。
たばこは絶対やめよう!!
たばこの臭いは吸っている限り、絶対に取れることはありません。タバコの煙の臭いがどうしても体についてしまうので、吸ったらシャワーを浴びるようにしましょう。
体を動かして汗をかこう!!
汗をかく習慣がないと、知らないうちに汗腺が衰えます。また、あまり汗をかかないと、汗の中にも老廃物が含まれ、不快なニオイの原因になってしまいます。
そこで、不要な老廃物を排出するために、体を動かして汗をかき、代謝を上げるようにしましょう。