理想の基礎体温のポイントは?キレイなカーブに必要なのは睡眠、運動、そして笑い!

理想の基礎体温のポイントは?キレイなカーブに必要なのは睡眠、運動、そして笑い!

理想の基礎体温には条件があります。基礎体温が乱れていると免疫力や妊娠力の低下につながります。改善するためには睡眠はもちろん、よく笑うことで脳疲労を解消し、全身運動で血液循環を良くすることも効果的です。

理想の基礎体温のポイント

基礎体温は妊娠のためだけじゃない

基礎体温は妊娠待ちの人もそうでない人も、毎朝きちんと計ることで体の状態を教えてくれる指標になります。

女性の体温は、生理周期に応じてわずかずつ変化します。その変化は基本的にカーブを描くようなものです。

今回は、基礎体温が理想的なカーブの特徴を6つを紹介します。

基礎体温の測定は女性のたしなみ

基礎体温を計るのは、妊娠待ちの女性だけではありません。健康管理のために、月経のある女性はたしなみとして毎朝計る習慣が欲しいですね。

高温期の基礎体温の特徴と過ごし方

オフィスで働く女性

【1】高温期と低温期は2週間ずつ続く

生理が始まってから、次の生理が始まるまでを1セットとみる基礎体温は、およそ2週間の高温期、それに続く2週間の低温期があります。生理周期が28日であれば、丁度2週間ずつです。

生理周期やそのときの体調によって数日程度ズレることがあっても問題はありません。大切なのは、周期的な変化を繰り返していることがはっきりとわかることです。

【2】高温期には36.8度前後になる

基礎体温では、高温期に十分に体温が高くなることも大切です。それは体内で熱を生産する体力があること、体を冷やさないために必要なことです。

もともと体温が低いという人は絶対値にこだわる必要はありません。ポイントは低温期に比べて高いということです。

しかし、体温が低いことは、抵抗力や妊娠力が少ないという面もあります。そのため体温が低い場合には、定期的な運動をすることで筋肉をつける努力も必要です。

【3】高温期に36.5度以下にならない

高温期の体温が高いまま維持されることは、妊娠しやすい状態を作るために重要なことです。そのため、高温期には36.5度以上の体温が続くことが理想とされています。

高温期に大きな体温の変化がなく、0.2~0.3度の範囲であることは高い妊娠力であることを証です。ですが、高温期のときに低い温度になることが1日や2日程度あっても問題はありません。

ただし、高温期がキレイなカーブに見えないほどの低温になる日が多い場合には、少し注意が必要です。

高温期は心身ともに女性らしさが高まるときです。出来るだけ穏やかに過ごし、睡眠も十分にとりましょう。

それでも高温期が短い場合、高温期に十分に体温が上がらない場合、そして高温期なのに低体温が多く見られる場合には、ホルモンバランスが乱れていたり、女性ホルモンの分泌が不十分であることが考えられます。

気になる場合には、婦人科で見てもらいましょう。

ホルモン分泌が悪いのは脳のせい?

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女性ホルモンの分泌が悪い、ホルモンバランスが悪いのは、体の問題ではなく脳の問題かも知れません。

いつも忙しくしていたり、睡眠不足などが続くと脳疲労を起こし、体の機能を正常に保つためのホルモン分泌が低下することがわかっています。

脳の疲労は睡眠や笑うことで解消されるので毎日よく寝て、笑う時間を持ちましょう。

理想的な基礎体温の特徴と過ごし方

基礎体温をつける

【4】低温期は高温期より0.4度程度低い

高温期にしっかりと体温が高いことも大切ですが、低体温の時期との差も重要です。低温期には体温がしっかりと下がることで体は休息体制に入ります。

この時期は感情より理性が優位になり、物事に冷静に対処することができるので、この時期の生活を「本来の自分」と考える女性も多くいます。

【5】低温期と高温期のカーブが明瞭

低温期がしっかりと低く、高温期がしっかりと高いこと。そしてそのカーブがはっきりと分かれていることは、体温の低さ・高さよりも妊娠力に大きく影響します。

なぜなら、理想的な基礎体温のカーブは、ホルモンバランスが良いことを示しているからです。

そのため、高温期と低温期がはっきりしない場合には、ホルモン分泌を促すために睡眠をしっかりとることや、高温期に豆乳を摂取することも有効です。

【6】低温期と高温期の切り替えは2日

理想な基礎体温は、低体温から高体温の時期に2日ほどで切り替わります。切り替えに3日以上かかり、そのためにカーブがなだらかな場合には、ホルモンバランスの切り替えが悪いことが考えられます。

ホルモンバランスがはっきりと切り替わらない原因としては、食事量や食事内容が適切でない可能性もあります。

とくにタンパク質は人によってホルモンバランスを乱すこともあるので、植物性のタンパク質の割合を増やして動物性のタンパク質を減らしてみましょう。

血流改善でホルモンバランスが改善?!

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ホルモンバランスが悪い人は、血行が悪くなっている可能性があります。軽い散歩でも良いので、定期的に全身の血行を良くしましょう。

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