いきなりの発疹!これって何?もしかすると”ウイルス性発疹症”かもしれませんよ!
いきなりの発疹って経験ありませんか?よく考えてみてください!数日前に発熱などしていませんか?だとしたらその発疹は”ウイルス性発疹症”かもしれませんよ!いったいウイルス性発疹症ってどんな病気でどんな症状なの?要チェックですよ!!
「あれ?こんなところに発疹がある・・・。なんでだろう?」ってことありませんか?
そんなとき数日前を想像してみてください。発熱症状はありませんでしたか? 他に風邪の諸症状はありませんでしたか?
ウイルス性発疹症ってどんな病気なの?
身体の中になんらかの原因によってウイルスが侵入し、それが原因で身体に発疹ができたものを「ウイルス性発疹」と診断されることが多いそうです。
これは風疹や麻疹のように典型的な発疹が出てくる場合はそれぞれの診断となりますが、それ以外の発疹の場合この「ウイルス性発疹」と言われることが多いようです。
風邪のウイルスというのは現在わかっているだけで200以上あるとされ、その中でも発疹と伴うものがあるようです。特に発疹を伴うウイルスが原因の場合”夏風邪”といった時期のものが多いんだそうですよ。
どんな症状がみられるの?
発疹の原因に自覚がないことにこの「ウイルス性発疹」と診断されることが多いため、こんな症状というのは難しく、症状がないといったことが多いそうです。
中にはかゆみを伴う発疹もあるのでそのような場合には塗り薬を処方してもらうこともあります。
発疹やかゆみなども含めて症状がでてから2~3日で治まることが多いそうです。
赤ちゃんの発熱後には注意を!!
赤ちゃんで突然の熱! というだけで他の症状が見られない場合は「突発性発疹」ではないかと推測されることが多いようです。この突発性発疹もウイルスが原因だそうで、一種のウイルス性発疹になります。
この突発性発疹の特徴として、生後6か月から1歳までにかかる子が多いとされています。(生後3か月からその可能性はあるそうです。)
そして熱以外に風邪の諸症状などが確認できないことが多く、高熱であるにも関わらず赤ちゃん自体元気であることが多いようです。
こんなとき小児科に受診すると「突発性発疹かもしれませんね。この場合、数日後から1週間以内に発疹が身体全体に出てくると思いますのでびっくりしないでくださいね。」と言われるようです。
この場合あくまでも”可能性”としての診断なので抗生剤を処方され、様子をみるということになります。
比較的元気にしていて、水分などが十分とれている場合はそのまま経過を観察しているということでいいのですが、ぐったりしているなどの症状がみられるときは脱水症状になっていることがあるので、急いで医師の診断を受けるようにしてください。
ここで注意したいのが、初めてのお子さんだと高熱が出ても機嫌が良かったり、食欲が低下してないなど他の気になる症状が出ていなければこの突発性発疹を考え、小児科などの受診をしない人もいるようです。
しかし他の病気の可能性もあるので、まだまだ小さいお子さんです! 急な体調変化なども考えられるので、受診するようにしてくださいね。
最後に
ウイルス性発疹に限ったことではありませんが、症状などに個人差が大きいものです。同じウイルスに感染していても発疹が出る人、出ない人といったように人によってまちまちです。
他にも体力が落ちていて免疫が低下しているときなどは合併症などを引き起こしてしまうこともあり得るということなので、ぜひとも気になる症状が確認できたら医師の受診をすることをオススメします!!