食事でくちゃくちゃ・・・「クチャラー」には原因があった!その解決法は?
食事でくちゃくちゃしていると、これからはこの人とは食事に行きたくないかも・・・と敬遠されてしまうかもしれません。それほど、他人にとって好ましくない「クチャラー」。親のしつけが悪かったと思われがちですが、実は、それ以前にきちんとした原因があったんです。その原因と対処法についてまとめました。
食事でくちゃくちゃ食べてませんか?
大切な人との食事はもちろん、家族以外の人と食べるときには出来るだけマナー良く食べたいと思いませんか。
逆に、自分が一緒に食べている人が食べ方が汚かったりすると、食事を美味しく感じなかったりする経験もあると思います。
食事でくちゃくちゃと音を食べている人もイヤですよね。もしかしたら、それが自分であればどうしますか?
くちゃくちゃ食べているのには原因があるんです
どうしても、口を開けてくちゃくちゃと食べている人を見かけると「この人は親からきちんとしたしつけを受けてないのでは?」と思ってしまいます。
実際には、そういうこともありますが、それ以外にもちゃんと原因があるのです。
これらの原因をきちんと解決することで、食事でくちゃくちゃ食べる「クチャラー」にならずにすみます。
クチャラーになる原因 その①口呼吸
あなたは、呼吸をしているときに、常に口を開けていませんか?
本来なら、鼻呼吸をするべき食事中に、口呼吸でしか呼吸をしていないために、食べている間にも呼吸をしたくなって口を開けてくちゃくちゃ食べてしまっていることが原因になっているのです。
クチャラーになる原因 その②歯並びが悪い
歯並びが悪いために噛み合わせが悪く、口を開けないと歯できちんと食べ物を食べることが出来ないという原因も考えられます。
本来ならば、口を閉じているときも、きちんと歯と歯が重なっているのが好ましいのにも関わらず、上下顎、あるいはどちらか前突気味であったりすることによって、噛み合わせがおかしくなっているケースもあります。
クチャラーを改善しよう!
歯並びが悪いという原因でクチャラーになる場合には、きちんと矯正歯科に診てもらう必要があります。
年齢が低ければ低いほど、矯正で治す時間が短くて済みますが、年齢を重ねるにつれて時間と費用を要することになります。少しでも気になったら、ぜひ一度矯正歯科で検査をすることが大切です。
口呼吸は、様々な悪影響を及ぼします
口呼吸をすることで、常に口を開けた状態になります。実は、口呼吸が習慣化している人の中には、口呼吸が原因で出っ歯を引き起こしているということもあります。
舌で前へと押されている前歯が、上唇で留まるようになっているのですが、常に口呼吸である子供にとっては、その前へ行く力を止めるものがないために、前歯が前方へと押し出されてしまい、出っ歯になってしまうことがあります。
また、口呼吸をすることでドライマウスとなってしまい、免疫力が下がってしまったり、口臭の原因にもなるのです。
また、鼻呼吸をする子供よりも、常に口呼吸をしている子供の方が、集中力が低く、注意が散漫になっているという研究結果もあります。
口呼吸にならないためには
本来なら鼻呼吸で大丈夫なはずが、口呼吸をしないときちんと酸素が摂りこめないということ自体が問題なので、鼻腔を広げるために常に鼻の状態を健康にしておきましょう。
そして、常に鼻呼吸を心掛けることで、自然と鼻腔が広がっていくようになります。
酷い場合には口にテープを貼るという荒療治もありますが、基本的には鼻呼吸を心掛けるだけで数週間で鼻呼吸が習慣的に出来るようになるとも言われています。