緊張?ストレス?それとも病気?顔が引きつるケースとその克服法について
何にもしなくても顔が引きつる、人の前だと顔が引きつる・・・顔が引きつるのには、色々と理由があります。病気が原因であれば治療すること、精神的なことであればを克服すること。簡単ではありませんが、理由が分かれば治ることができるようになるかもしれません。今回は、顔が引きつる原因と克服法についてまとめました。
顔が引きつる・・・どうしてそうなるのでしょうか?
人の前に立って話すと顔が引きつってしまう、あるいは何もしていないのに顔がぴくぴくと引きつってしまう・・・症状は色々とありますし、それによって原因も様々です。
人とコミュニケーションを取らないといけない場合、顔が引きつってしまうと、どうしても印象が悪いのではないか?と心配になりますよね。そして、その心配がさらに顔が引きつる原因となってしまい・・・悪循環を引き起こすでしょう。
精神的なものであれば、それを克服する方法を、そして病気であればそれを治療する方法などを、ケースごとにまとめてみました。
やっぱり人とコミュニケーションを取るときに、顔って大事になりますね。だからこそ、早くに克服できるように頑張りましょう。
顔が引きつる原因:片側顔面痙攣
片方の顔だけがぴくぴくと自分の意志ではなく動いてしまうことを片側顔面痙攣と言います。女性に多いこの病気、一体どうしてなるのでしょうか?
片側顔面痙攣とは?
自分の意思ではなく、片方の顔の筋肉がぴくぴくと痙攣したようになる病気です。本人の意思とは関係なく痙攣が始まり、そのために痙攣を抑えたくて、顔が引きつってしまうことがあります。
主に40代以降の女性に多いと言われている病気で、最初は軽い症状だったにも関わらず、そのうち痙攣範囲が広がり、顔がこわばって引きつってしまうこともあります。
片側顔面痙攣の原因は?
結論から言うと、動脈硬化の一種です。悪玉コレステロールが血管の内側に付着してしまい、それが血管を硬くさせてしまい、筋肉がこわばった形にさせてしまうのです。
ただし、この動脈硬化の原因は、加齢によるものなのか、それとも、ストレスによるものなのか、あるいは心疾患や脳血管が由来しているのかは色々と説があるようです。
いずれにしても、血液の問題になりますので、きちんと病院で治療する事がひつようになります。
顔が引きつる原因:あがり症
今の時代では、10人に1人、2人もいると言われているあがり症。対人恐怖症とも言われているあがり症は、ストレス過多な時代に多く見られます。
あがり症とは?その原因とは?
人前に立って話すことはもちろん、一対一で話す場面でも緊張で顔がこわばって引きつってしまうことを対人恐怖症と言います。これは、緊張することによって自律神経が変に刺激されてしまい、顔がこわばってしまいます。
この緊張は顔だけではなく、口や唇などにも広がってしまい、さらに上手く話すことができなくなり、もっと緊張してしまうという悪循環になります。
対人恐怖症を克服するには!?
あがり症は、神経症の一つです。
原因は、過去に大きな失敗をしてしまったことによるトラウマであったり、本当に緊張してしまう、そしてさらにそれが負のルーチンとなり、緊張を増してしまうこと、神経質であったあり、気が弱かったりする、など様々な原因によります。
まずは、きちんと神経科で治療をしてもらうことも大切ですが、本人が自覚しているよりも絶対的に相手が気にしていないということを、きちんと理解するべきです。
だれもそこまで自分を見ていないよ、と自分に言い聞かせるというのも一つの克服方法になります。