セロトニンがダイエット成功の鍵?セロトニンを増やすと痩せるってホント?
別名「ハッピー・ホルモン」とも呼ばれるセロトニン。このセロトニンが正常に分泌されないと、怒りっぽくなったり不安に襲われたり・・・そんなストレスから私たちを開放してくれるセロトニンを増やす方法って、どんな方法がある?食べ物から摂れるの?
「ハッピー・ホルモン」セロトニンを増やす!
セロトニンは「セロトニン」自体を食べ物から摂取することはできません。
セロトニンは脳や腸で作られ存在する物質で、必要な栄養素を摂ることで体内で合成されます。
私たちが、このセロトニンを増やすためにできることってどんなことでしょうか?
感情のコントロールに必要な物質・・・セロトニン
セロトニンの分泌量が減ると、気分が落ち込んだりネガティブな感情に囚われてしまいやすくなってしまいます。
ネガティブな感情だけならまだマシですが、それが行き過ぎると「うつ病」の段階に進んでいきます。
うつで自殺してしまった人の脳を解剖してみると、脳内のセロトニンを分解して生じる成分がかなり少なかった・・・という事がわかっています。
このことから、脳内のセロトニン不足も「うつ」のひとつの原因なのではないか・・・といわれているのです。
セロトニンが体に及ぼす影響
セロトニンが満足に分泌されていると気分は安定し、急に落ち込んだり突然「キレる」など気持ちの浮き沈みを防いでくれます。
セロトニンが増えると眠りの質も向上します。眠りを促すメラトニンの正体は、実はセロトニンの夜の顔なのです。
メラトニンは、目に入ってくる光で分泌量が変化するので、暗くなる夜には分泌量が増えて明るくなるにつれて徐々に目覚めに向けて減っていきます。
このサイクルがうまくいかないと、セロトニンを作る仕組みにも影響が及んで、身体にも悪い影響を与えてしまいます。
セロトニンを増やすと痩せる!
脳内のセロトニンが減ると食欲が増す反面なかなか満足感が得られない・・・というありがたくない状況に。結果、ダイエット失敗なんてことになってしまいます。
実はこれは脳がさせていることなので、自分ではコントロールできません。
逆に、脳内のセロトニンが増えれば気持ちは安定し、満足する事で必要以上に食べることを必要としなくなります。つまり、ダイエット向きの脳になるので痩せやすくなるのです。
セロトニンを増やす生活とは?
セロトニンが増えるとダイエットの助けになるとなれば、もっともっと摂りたくなるのがオンナゴコロというもの。
セロトニンを増やすためには朝の日差しをたっぷり浴びることから始まります。セロトニンは夜には私たちと同じで、夜は眠っています。朝、目覚めて朝日を浴びるとたくさん分泌されます。
そして、次にセロトニンの材料が必要です。「痩せたいなら朝ごはんはしっかりと!」といわれますがその通りで、ダイエット中はセロトニンのためにも朝食を抜くなんてもっての他の話です。
セロトニンを作る材料で特に大切なのは、必須アミノ酸の一種「トリプトファン」。さらにビタミンB6と炭水化物が必要です。
トリプトファンは豆類や乳製品、お肉、マグロなど赤身の魚に含まれています。つまり和食洋食関わりなく、ダイエットにしっかりした朝食は絶対必要という事ですね!
和食中心にバランスよく食べるようにすると、体の中でセロトニンもたくさん作られるのようになるので、結果としてダイエットの効果も期待できるようです。
痩せはじめると「Happy」な気分になってさらにキレイなり、そうするともっとHappyになる・・・ということで、セロトニンをどんどん増やしてキレイの第一歩を踏み出しませんか?