基礎代謝を上げる方法とは?若い頃より太りやすいのは基礎代謝率が減ったから!
基礎代謝を上げる方法は身体の筋肉量を上げることが一番です。若いときは、筋肉量が多いため、たくさん食べても太らなかったのですが、年齢を重ねるうちに筋肉量も減るため、基礎代謝率が落ちていきます。運動をしたり、姿勢を正す、冷え体質を改善するだけでも基礎代謝を上げることが出来ます。
同じ量を食べているのに、最近太ってきた……
昔から、食べる量が変わらないのに、なんだか最近太ってきたなと感じることはありませんか? 実はそれ、基礎代謝率が下がってきた証拠でもあるのです。
基礎代謝ってなに?
基礎代謝とは、息をしたり、体温を保ったりと生きていくのに最低限の一日あたりの必要な熱量のことを指します。
基礎代謝基準値というのは、体重1キログラムに対する基礎代謝量のことを言います。この基礎代謝基準値が一番高いのは1歳から2才の子供で、男の子だと61、女の子だと59.7です。
これに対し18歳から29歳の男性は24.0.女性は23.6です。30歳から49歳の男性は、22.3。女性は、21.7です。ちょうど歩きはじめたばかりの子供は、人生の中で一番高い基礎代謝基準値だと言えます。
ちなみに基礎代謝量は、自分の体重に基礎代謝基準値をかけると算出することができます。
基礎代謝を上げる方法は筋肉をつけること
基礎代謝を上げる方法は、身体に筋肉をつけることで、基礎代謝量も増えていきます。学生の頃は運動をしたり、友達と遊んだりして、一日の消費カロリー量はそれなりに高かったのではないでしょうか。
しかし社会人になると、当然若いときよりは、消費カロリー量は減っていきます。また年齢とともにどうしても筋肉量や運動量が減っていくため、消費カロリーも基礎代謝率もだんだん落ちていくのはやむを得ないことかもしれません。
でもここで諦めていてはいけません。毎日、少しずつでもいいから、ある程度の運動を継続して行い、身体に筋肉をつけていかなければ基礎代謝を上げることができないのです。
日常生活で基礎代謝を上げる方法
痩せやすい身体を作るには、基礎代謝を上げるのが一番なのですが、毎日、筋トレをするのは、無理という方もいるかもしれません。
そこで、基礎代謝を上げる方法で一番簡単な方法を教えます。それは、毎日正しい姿勢を取ることです。
どうしても人間は、楽な方を選びがちです。たとえば家にいるときなど、リラックスしているときは、ソファでのんびりゴロゴロしてしまうことはありませんか。するとちょっと猫背気味になって、足もだらりと開いた状態でまったく緊張感のない姿でいることがあるかもしれません。
しかし、家にいるときも、背筋を伸ばして正しい姿勢を取ることで、腹筋や背筋などいろいろな筋肉が使われることになり、基礎代謝率が自然と上がるのです。
ちょっとしたことで基礎代謝を上げる方法はたくさんあります。特に姿勢は毎日の積み重ねなので、姿勢の良し悪しで、基礎代謝にも大きな差が生まれるのです。
冷え性を治して基礎代謝を上げる方法
基礎代謝を上げる方法として、体質を変える方法があります。
女性は男性に比べると皮下脂肪が多いため、身体が冷えやすくなります。また普段から薄着にしていると、身体が冷えやすくなってしまいます。胸元が開いたデザインの洋服や、短いスカートなど肌を露出した服装も身体が冷えやすくなるので注意です。
冷え性を治すには、とにかく身体を温めることです。靴下をはいたり、お腹を温めるために腹巻をしたり、首の後ろを温めると体温が上がるので、首にスカーフを巻くなどして、身体を温め体温を上げましょう。冷え性の方の場合、低体温の傾向があります。
過度なダイエットをしすぎると、普段の体温が低くなってしまうため、三食きちんと食事を取ることも、基礎代謝を上げる方法として大切です。