まさに夢のよう!眠るだけで痩せる睡眠ダイエットとは
痩せている人は良く眠るということはご存知ですか。睡眠ダイエットとは、適切な夜の睡眠で健康に痩せるダイエット法。睡眠ダイエットの理論を3つの理由から説明し、睡眠ダイエットの方法と4つのコツをご紹介します。
まさか!?寝て痩せる睡眠ダイエット!?
寝ていると太る印象がありますが、実際はよく寝る人は痩せているのです。
今年一番の話題のダイエット方法が睡眠ダイエットです。食事制限も運動もなし、ただ睡眠習慣を整えるだけで、人によっては1ヶ月に1kg近くもスルスルと体重が落ちるそうです。
痩せている人は眠っている
睡眠と肥満の関係は医学会からも多数の相関が発表されています。
1日4時間しか眠らない人は、1日7時間眠っている人の2.8倍も肥満になりやすいそうです。
子供に対する調査では、3歳で1日9時間以下しか眠らない子供は、11時間以上眠らない子供の2.5倍肥満になりやすくなります。
痩せている人は眠っているのです。
寝ると痩せる3つの理由
眠ったから痩せているのではなく、痩せているから眠れるのではないかと因果関係に疑問を抱く人もいます。それも否定しません。
昼間の活動量が多い人は夜の寝つきが良くなります。また、肥満をしていると気道が狭くなったり眠る姿勢が取りにくく、ますます眠りにくくなります。しかし、眠ったから痩せる理由もあるのです。
成長ホルモンで痩せる
睡眠中は成長ホルモンが働き、疲労を回復したり、身体の調子を整えたり、骨や筋肉、皮膚を作る助けをします。
この成長ホルモンは基礎代謝を高めたり体脂肪をつきにくくする役目もあるのです。そのため、適切な睡眠はダイエットにも役立つのです。
また、成長ホルモンをしっかり働かせて眠ると、カロリーも消費できます。1日の睡眠でなんと300kcal~500kcalものエネルギーが消費できるのです。
食欲を抑える
夜更かしをするとつい何か口にしたくなりませんか。
夜食は太る元ですが、睡眠時間が足りないと食欲増進ホルモンがいつまでも減らず、余計な食欲が増すのです。
食べてしまうとますます睡眠ホルモンが出ず眠れなくなります。眠ることは余計な食欲を抑える効果もあります。
ストレスを解消する
ストレスが食欲に繋がることもあります。質の良い睡眠は幸せホルモンの分泌を助け、精神状態を安定させます。イライラ太りの解消には睡眠が効果的です。
睡眠ダイエットの方法
睡眠ダイエットとは、適切で質の良い眠りを習慣付けることで健康に痩せるダイエット方法です。その方法はシンプルで夜眠るだけなのですが、いくつかコツがあります。
シンデレラタイムに眠る
シンデレラタイムとは、夜間成長ホルモンが出る22時から3時までの間のことです。この時間に眠ると美肌につながることは有名ですね。
ダイエットのためにもこの時間の睡眠が効果的です。遅くとも0時には眠るようにしましょう。
夜食は食べない
夕食は早めにして、寝る直前に食べるのは避けましょう。おなかがいっぱいの状態で眠ると消化や吸収にエネルギーが使われ、熟睡することができません。
寝る前に夜食を食べる場合は、成長ホルモンを促進するホットミルクやアーモンドを少量だけがおすすめです。
ダラダラ寝すぎない
個人差がありますが成人の睡眠時間で適切なのは7~8時間程度で、眠りすぎの人も肥満の確率が上がってきます。
あまりに長く寝すぎると睡眠の質も落ちていることが考えられます。昼寝はしないか、30分以内に抑え、夜7~8時間眠りましょう。
寝ながらスマホやPCをいじらない
寝付けなくてスマホやPCをいじってしまう女性も多いものですが、睡眠によくありません。
スマホやPCから出るブルーライトは脳を興奮させて寝つきを悪くします。眠れたとしても睡眠の質は格段に下がってしまい、ダイエット効果は期待できません。