ほうれい線に効く!レチノールの美肌効果を試さずにはいられない
レチノールの美肌効果が注目されています。ビタミンA誘導体が含まれていて、シワやたるみに有効です。角質が厚くなったニキビにも効くため、肌質改善にも役立ちます。女性の敵、ほうれい線対策にもばっちりなので、ぜひ試してみてください。
レチノールの美肌効果がすごいと最近注目されています。レチノールとは何か、ご存じでしょうか? ビタミンAのことです。パルミチン酸レチノールなどビタミンA誘導体を指してレチノールと呼んでいます。
ビタミン誘導体は加齢による衰えをリセットする働きがあります。化学的に変化させて皮膚に入っていくよう作られた物質で、肌内部でビタミンに変わるという優れものです。
活性酸素にも効くため、ビタミン誘導体の含まれた化粧品などを使い続ければ、老化のスピードは明らかにゆっくりになっていきます。
レチノールは、このようにアンチエイジングに効果のある成分です。スキンケア商品にも多数使用されていて、美肌になる! と評判です。
レチノールの美肌効果とは?
どのような効果があるの?
レチノールはシワやたるみ、目の下のクマやニキビなど、老けて見えるあらゆる原因に効果があります。
ほうれい線は最も老けて見えるシワのひとつですね。お肌にハリが戻ったら10歳は若く見えると思いますよ。
なぜシワやたるみに効くの?
レチノールには繊維芽細胞を元気にする働きがあります。これは、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を助ける働きがあり、回復速度を上げるのに役立ちます。
コラーゲンやヒアルロン酸は言わずもがな、お肌のハリや弾力を保つのに不可欠な成分です。こういった成分の生成を助けるため、レチノールを摂り入れることによりシワやたるみの対策になります。
なぜニキビに効くの?
レチノールは、ニキビもキレイにしてくれます。毛穴のつまりが原因でニキビになってしまっている肌には特に有効です。レ
チノールにはピーリングをした時と同様の効果があります。角質がたまって厚くなってしまった皮膚や、毛穴に老廃物が詰まった皮膚を、余分なものを取り除きながら再生させる働きがあります。
シミにも効く!
ピーリング効果で、シミにも効きます。お肌にとって余計な角質があり、そこにシミがあった場合には、レチノールを使うことにより薄くなったり消えたりすることがあります。
知っておきたい、副作用のこと
レチノールは優秀な成分です。シワやたるみに効果的で、アンチエイジングのお手入れにぴったりでしょう。
しかし、優秀なだけに跳ねかえりもあります。少々副作用があるのです。
一回の使用量に注意
レチノールがシワやたるみにいくら効果的といっても、一度に使う量は少量がおすすめです。
やはりピーリング効果があるため、一度に多量を塗るとお肌への負担かかかります。刺激が強すぎて皮膚が赤くなってしまうこともあります。
濃度の高いものも要注意です。濃度が高いと効き目もありそうですが、肌が耐え切れず傷める原因になります。
レチノールは3パーセント配合でかなり高濃度と言えます。海外では市販されていますが、使用する際は十分に注意して塗る様にしてください。
妊婦は使えない
妊婦が使うと胎児に影響し、奇形になると言われています。論文での話なので、実際に奇形で生まれた例はありませんが、万が一のこともあるため、妊婦は使わない方が良いでしょう。
思春期のニキビには効果なし
皮脂が詰まっただけのニキビには効果がありません。思春期のニキビはこれに当たります。そのため10代が使用してもニキビが改善しないことがあるため、自分のニキビの特性をよく知った方が良いでしょう。