美脚をつくるリンパマッサージのコツ☆効果的なのは入浴後!
美脚をつくるリンパマッサージはまず、鎖骨から始めます。それから上半身のリンパを流したあとで下半身のリンパをしっかりと流します。強くマッサージすることはむくみの原因にもなるので厳禁です。リンパマッサージは入浴後に行うことで高い効果が期待できます。
美脚をつくるリンパマッサージ
美脚のために必要なことは運動、エステ、食事などいろいろありますが、やはりリンパマッサージは欠かせないものです。
しかし、正しくリンパマッサージできている人は意外と少ないと言われているのも事実です。一体、どのような点に気をつけてマッサージを行えば良いのでしょうか?
基本は鎖骨から!
リンパマッサージの基本で欠かせないのはマッサージのスタートポイントです。
これは美脚になるためのリンパマッサージでも変わらない基本で、最初は鎖骨から始めます。
その理由は鎖骨はリンパの流れの出口と呼ばれているからです。そのため、まずは鎖骨のリンパを解放することから始めます。
その次は?
鎖骨のリンパを広げたら、次は顔、肩、腕、と関節をとくに意識しながら撫でるようにマッサージします。その後、胸、お腹、そけい部に行きます。
このとき、そけい部は下半身のリンパ節の中でも最も大きく重要な場所なので時間をかけて、とくに丁寧に行います。
いよいよ足!
そけい部を十分に刺激したら、そのまま太ももの前側から膝、足首、足先を意識してリンパを流すようにマッサージを行います。
そして足の指をほぐしながらマッサージしたら、今度はかかと、ふくらはぎ、太ももの裏を通って、再度そけい部のマッサージを行います。
このように足のリンパ節は行って、帰ってくる、というのが基本です。
足は普段から下向きに血液が流れ、各関節で滞りが起こりやすくなっています。そして、その滞りから水分や老廃物の停滞や蓄積が始まります。
この老廃物の蓄積が慢性化すると非常に落としにくい脂肪となるので、関節周りはとくに注意することが大切です。
リンパマッサージが痛いときは?
リンパマッサージをしていて悩むのは、痛い箇所をどのようにマッサージすればよいのか、ということではないしょうか?
多くのエステなどでは力まかせに老廃物を流す、と言って痛みが出てもマッサージを続けるのが基本のようです。
しかし、リンパ節付近に痛むほど強くマッサージするとリンパ管は簡単に壊れてしまうことがわかっています。
実はリンパ管は皮膚のすぐ下にあり、かなり細く、そしてもろいのです。そのため、強い刺激ですぐに壊れてしまうことがわかっています。
強いマッサージはむくみの原因になる?!
リンパ管は壊れてもすぐに修復されますが、このことによって細胞はリンパ管から出た水分を取り込みます。そのため、強いマッサージはむくみの原因になると言われています。
むくみはそのまま足が太くなる原因になってしまうので、出来るだけリンパ管を壊さないように、優しく撫でるようにマッサージしてあげるようにしましょう。
痛む箇所があったら、そこを温めるか、手のひらで何度もさするようにしてマッサージします。時間はかかりますが、どんなに痛いところでも15分ほどマッサージすることで痛みは軽減するはずです。
痛みが引いたら氷水で少し手を冷やしマッサージします。手が再び温かくなるまでマッサージを続けたらリンパマッサージは終わりです。
リンパマッサージはいつ行うのが正式?
リンパマッサージはいつ行うのかによって効果に差があります。
最もよいのは風呂上がりや有酸素運動のあと、しっかりと体が温まった状態で行うことが望ましいタイミングです。血行が良くなっているのでリンパも流しやすく、痛みを感じにくくなります。
また、夜の入浴後に行うと朝のむくみがしなくなるのも嬉しいポイントです。朝、足や顔がむくみがちな人はお風呂上がりのリンパマッサージを習慣にしてみましょう。