ブラッシングで血行UPするんです。ヘアだけじゃないうれしいおまけが一杯!
ヘアだけじゃなく、きちんとブラッシングすることで首周りの血行がよくなり首の凝りが和らいだり、顔周りの血行がよくなることで顔色がワントーン明るくなります。ブラッシングで血行UP、そのHowToを徹底的に教えちゃいます。
ブラッシングって実はマッサージ
丁寧なブラッシングで血行とツヤUP
ヘアケアという意味では、髪の汚れ落としや、髪のからみつきや乱れをなくして整える他、地肌の自然な脂を髪に広げ、ツヤUPにもつながります。
平安時代の女性も、その身長より長い髪を(多くは侍女に手伝ってもらって)ブラッシングしてツヤを保っていました。
そして実はヘアケアの意味以外にも、正しいブラッシングは地肌の血行をよくしてくれるマッサージ効果があるんです。
頭と首はつながっているので、首の血行も促進され、首の凝りが和らぐことがあります。また、顔周りの血行がよくなると、皮膚の下の毛細血管の血流がUPし、顔色がワントーン明るくなる嬉しい効果も!
必要なもの
天然素材のブラシ
プラスチックや金属で出来ているようなものは避け、猪の毛や豚の毛などで作られたブラシがオススメです。
非天然素材のものだと、摩擦の力が大きすぎて、髪や地肌に負担をかけてしまいよくないブラッシングになってしまうからです。
髪が絡まるようであればもう1本
目が粗いものも一本別に用意して、それで軽く梳かしてから、目の細かいものを使用するとよいでしょう。ムリに力をいれるのはNGです。
正しいブラッシング方法
力加減は優しく
頭皮に軽く押し付けるような感じで髪にブラシを入れましょう。急いで力をこめてやるのではなく、ゆっくりと優しい力加減で行いましょう。
絡まるようであれば2段階で
先に、目の粗い豚毛のブラシで軽く髪を梳くか、または櫛でさっと梳かすのもよいでしょう。手ぐしでなおすのもOKです。
髪の内側も行いましょう
外側の普通にブラッシングを行っていると、外側の髪ばかりが梳かされ、髪の内側まできちんとブラッシングされていないことが多いのです。
よく、美容室でカットする時にするように、髪を何ブロックかにまとめて、内側の髪もしっかりとブラッシングして血行をよくしてあげましょう。
ブロック分けが面倒であれば、髪を持ち上げる感じで首の根元から上へ向かってブラッシングしていきます。
仕上げ
これからシャンプーをするのではなく、出かけるのであれば、手のひらに1~2滴、椿オイルやあんずオイルを伸ばして、それを髪に塗ってから豚毛のブラシでブラッシングしましょう。驚くほどの艶がよみがえります。
ブラッシングNG集
多くても1日2回
何度もブラッシングすると血行がよくなるどころか、地肌と髪のキューティクルを傷めてしまいます。1日多くても2回にとどめておきましょう。
濡れた髪
濡れた髪のブラッシングはNGです。髪のダメージを広げてしまいます。
叩く
頭皮を叩いて血行をよくする、というのがありますが、これもNGです。頭皮を堅くして薄毛の原因になってしまいます。
静電気
乾燥した季節は静電気が起こってしまうことがあります。静電気が起きるブラッシングは髪の毛に大きなダメージを与えます。ブラッシング用や寝癖直し用等のヘアスプレーを使って、静電気を予防しましょう。
乾燥はブラッシングにとって大敵になります。
これ本当に良いんです!
あんず油
ヘアケアの油として有名なのは「椿油」ですが、あんず油は肌ケアにも使えるオイルです。
基本的にはヘア商品ですが、天然成分であんずは中国では桃の次に重宝される果物で、実はもちろん種まで使えるのがその理由です。
このあんず油は、使用時のあんずのやさしい香りでリラックス効果もあります。髪を乾かす際に少し塗ってからドライヤーを使い、豚毛のブラシでブラッシングすると艶やかな髪に仕上がります。