膝の黒ずみを解消するためには保湿とひまし油湿布が効果的!
膝の黒ずみを解消するためには十分な保湿が不可欠です。そのためには保湿クリームなどで保護することも大切ですが、膝を乾燥させる行為をしないことも重要なポイントです。そして、肌の再生を促すためにひまし油を塗ってパックすると膝の黒ずみはすぐに解消されるでしょう。
膝の黒ずみを解消する方法
膝の黒ずみは、衣類の擦れや皮膚の乾燥が主な原因です。黒ずみは比較的、皮膚の柔らかい場所や刺激を多く受ける場所にできることが多いものです。
このような黒ずみは、基本的に皮膚の老化に再生が追いついていないために起こります。解消するためには、十分な保湿と皮膚の再生を促すことが大切です。
基本は保湿
年齢が出る部位として首回りが注目されることが多いですが、実は膝も年齢がよく現れる場所と言われています。見た目が若く見える人でも、膝の年齢はなかなか隠せないと言われているからです。
そのため20歳を過ぎた女性は、あまり膝の出る丈のスカートを着たがらない人も多いです。マナーとして、たしなみとしての意味も大きいですが、やはり20歳を超えると膝の衰えがでるため、「あまり見た目がよくないから」というのも理由の1つでしょう。
このように年齢が出やすいと言われる膝ですが、その原因の1つは乾燥です。そのため、膝のケアにとして、まずは保湿が大切です。お風呂上がりや寝起きなどに膝を十分にクリームなどで保湿するようにします。
また、膝を乾燥させる3つの行為をやめることも大切です。
膝を乾燥させる3つの行為
【1】膝を風にさらす
まずは、クーラーや風などに膝が直接あたらないようにすることが大切です。
冷房病などもそうですが、人の体は直接皮膚に風があたることで皮膚が乾燥したり、冷える原因になるといわれています。東洋医学では風邪(ふうじゃ)と呼ばれる、風にあたる害という言葉もあるほどです。
このため、膝はなるべく風にあたらないように、タイツや長めのスカートなどで覆うようにしましょう。
【2】化学繊維の生地をあてる
最近では化学繊維の下着の機能性が上がり、低コストで丈夫なために世界的に人気を得ています。しかし、膝の黒ずみのことを考えると、そのような化学繊維は、例え高機能なものでも使用は控えた方がよいようです。
その理由は、化学繊維に触れた肌は皮膚呼吸がしにくくなったり、乾燥が強くなったりするためです。
また、綿や麻などの天然繊維に比べて化学繊維は体から熱を奪う、つまり冷やす性質があることがわかっています。冷えることで乾燥や肌の新陳代謝は低下してしまうため、化学繊維を直接膝にあてることは黒ずみの原因になるのです。
とくにストッキングやタイツなどは、化学繊維を使用したものが多くあるので注意しましょう。
【3】ゴシゴシとこする
膝の黒ずみは汚れではないので、ゴシゴシとこすっても取れません。むしろ、皮膚をゴシゴシと擦ることは、ますます黒ずみのできやすいデリケートな肌になってしまいます。
とくにナイロン製などの布で肌を擦ると刺激が強すぎるため、絶対に行わないようにしましょう。
肌の再生を促すひまし油
膝の保湿がきちんとできるようになったら、次に必要なのは膝の皮膚の再生力を高めることです。
このために有効な方法は、ひまし油を塗ることです。ひまし油は「神の御手」とも呼ばれるほど高い効能で知られています。
その理由は2つあります。1つはひまし油が皮膚へ浸透しやすいこと、2つ目は細胞の再生を促す効果があることです。
方法は簡単です。入浴後、保湿ケアをしたあとでひまし油を膝に適量塗り、ラップで覆うだけです。
ひまし油は粘性が強いためべたつきが強い油です。そのため、塗ったままにしておくと衣類や寝具が汚れるので、必ずラップで覆います。
そのまま一晩ラップをして就寝します。朝になったらラップを外し、重曹を溶かしたお湯などで、残った油を拭き取ってください。