筋トレでつるすべ肌になる理由!女性ホルモンは筋トレで増える?
女性ホルモンは筋トレで増えるって本当ですか?筋トレはダイエットだけでなく美肌、更年期の悩み、バストアップ、不妊体質の改善に良い影響があるそう。その理由は○○ホルモンです。○○ホルモンをたくさん出すための効果的な筋トレの方法もお伝えします。
ダイエットのつもりではじめた筋トレで美肌に!?
体力向上やダイエット目的でジムで身体を動かすようになったら何だか老化していたお肌がしっとり…。こんな声をよく聞きます。
巷では「女性ホルモンは筋トレで増える」なんていわれていますよね。一方で、「えっ!? 筋トレなんかしたら、筋肉ムキムキになって男性ホルモンが増えちゃうんじゃないの?」という声もあります。
実際のところ増えるのは男性ホルモンと女性ホルモン、どちらのホルモンなのでしょうか。
筋トレで増えるのは○○ホルモン
実は男性ホルモンや女性ホルモンは明確に筋トレで増えるという報告はありません。筋トレで増えるのは「成長ホルモン」なのです。
筋力トレーニングをすると筋肉に二酸化炭素や乳酸が蓄積されます。これが脳下垂体を刺激して、成長ホルモンを分泌させるのです。
筋トレで更年期障害が楽になるのは何故?
女性ホルモンは30代をピークに減少し続けます。更年期になると女性ホルモンが大きく減ることで、ほてりや動悸、めまいやイライラなどの不快な症状が出てきます。
減るのは女性ホルモンですが、成長ホルモンも大きく減るといわれています。
成長ホルモンは代謝を助けたり、疲労回復をする効果がありますから、筋トレで更年期障害が楽になるのです。
また、成長ホルモンが分泌されることでホルモンバランスの改善に役立ちます。失われた女性らしさを筋トレで回復させることができるのです。
筋トレで美肌になるのはどうして?
年齢を重ねると、成長ホルモンの減少により、肌の張りが失われたり皺が増えてきます。
成長ホルモンは別名「若返りホルモン」と言われています。ジムに通っている人に年齢より若く見える人が多いのはこのためかもしれません。
成長ホルモンで女性力アップ?
成長ホルモンはバストを大きくしたり張りを持たせたり、不妊を改善する力があることもわかっています。同じホルモンで女性に嬉しい効果がたくさんあるため、「女性ホルモンは筋トレで増える」といわれてきたのです。
成長ホルモンをより多く分泌させるトレーニング方法
それでは、成長ホルモンをたくさん分泌させてより女性らしく、若返らせる二つの筋トレ方法を紹介します。
一つは高い負荷のトレーニングの後に30秒から1分間の休憩を入れるトレーニング方法です。
もう一つはスロートレーニングです。大きな負荷をかけずに、その代わりゆっくりとトレーニングをします。
ダンベルやチューブなどでジムに通わなくても筋トレをすることができますし、スクワットや腹筋運動など、マシーンがなくても自分の体重だけでトレーニングすることができます。
スロートレーニングでダイエット効果も
スロートレーニングのやり方は、一つの動作に数秒かけ、ゆっくりと筋肉に負荷をかけるだけです。スクワットの場合はゆっくり3数えながら腰を落とし、ゆっくり3数えながら元の姿勢に戻ります。
やってみると意外とキツイことがわかります。これを10回繰り返してください。
腹筋運動や、腕立て伏せなども同様に行います。これを1日に2~3セット行うだけで成長ホルモンが分泌され、美容に、健康に、ダイエットにぴったりなスロートレーニングができます。
特別な器具も要らず、空いた時間でできますので、女性らしさにお悩みの方は是非試してみてください。