貧乏ゆすりの原因は精神的ストレスと身体的な不具合によるもの?!貧乏ゆすりは心身を調節する本能的な行動

貧乏ゆすりの原因は精神的ストレスと身体的な不具合によるもの?!貧乏ゆすりは心身を調節する本能的な行動

貧乏ゆすりの原因は心身ともに不具合を感じた時に起こるようです。無意識にしてしまう貧乏ゆすりは精神的ストレスを発散する他、身体的な不具合を調節する作用があります。そのため、健康に不可欠な動作ですが、貧乏ゆすりの音や振動が周囲の人の迷惑になることもあるので、場所を選んで行いましょう。

貧乏ゆすりの原因は大きく2つ

貧乏ゆすりは座っているときに膝を小刻みに揺する行為です。人前で行うと失礼であったり、不快感を与えるとして控えるべき行動ですが、無意識に行っていることも少なくありません。

貧乏ゆすりの原因は大きく2つに分けることができます。1つは心理的、精神的なものが原因であること、もう1つは身体的なものが原因であることです。

今回は、それぞれについて紹介します。

なぜ「貧乏ゆすり」という?

貧乏ゆすりの正体

足を小刻みに揺らす「貧乏ゆすり」はなぜ、貧乏などと言われるのでしょうか?

一説には貧乏人は働き回って落ち着きがないことから名付けられたとも言われています。あるいは、周囲の人が不快になる行為なので、それをしなくなるようにマイナスなイメージの名称をつけたとも言われています。

だれも貧乏になりたくないので、やめようと思えますからね。

【1】実はストレスを感じている?心理的な貧乏ゆすり

精神的なストレスと貧乏ゆすり

多くの人は日常生活で不満やストレスがあっても、しなければいけないことがあります。それは社会生活を行う上で子供も大人も体験することです。

例え、希望の学校や会社に入っても、嫌なことや苦手なことが1つや2つはあるものです。

このような精神的なストレスと貧乏ゆすりには、密接な関係があると言われています。

精神的なストレスを感じているとき

貧乏ゆすりの心理的な原因

精神的なストレスを感じているときに無意識に貧乏ゆすりをしている人は意外と多いようです。

例えば、電車の中や勉強中などです。この場合、電車で向かう先に行くことがイヤだと感じていたり、勉強をしたくないと感じていることが多いようです。

このような精神的なストレスを感じたときに貧乏ゆすりをすると、ストレスが軽減されることがわかっています。そのため、このような場面での貧乏ゆすりは心の健康を保つために必要なものです。

しかし、貧乏ゆすりは周囲の人が不快に思うこともあるので、できれば人目がないときに行うようにしましょう。

物事に集中しているとき

貧乏ゆすりはストレスを感じているだけでなく、物事に深く集中しているときや、集中したいと思っているときに出ることがあります。

これもストレスを感じている貧乏ゆすりですが、リズムを作ることで脳を刺激し処理能力を高めるための行為です。そのため、ストレス発散のためというより積極的に問題に取り組むためのものです。

仕事や勉強の効率があがるので、積極的に行いたい貧乏ゆすりですが、周囲に人がいるときにはこっそりと行う方が良いでしょう。小刻みに動く振動や音で、周りの人の集中を損ねる可能性があるからです。

【2】気がつかないうちに疲労?身体的な貧乏ゆすり

調節機能としての貧乏ゆすり

貧乏ゆすりは心だけでなく体の不安定を改善するためにも必要な行動です。

人の体は自分で自分を治す力があります。多くは回復力や免疫力という内分泌系のことを指しますが、実は筋肉や骨格も勝手に治すような調節機能があります。

貧乏ゆすりは、このような筋肉や体液循環などの不具合を自力で治そうとする作用でもあります。

筋肉が疲労しているとき

貧乏ゆすりの身体的な原因

激しい運動をした後はしばらく貧乏ゆすりをしたくなることがあります。この場合、貧乏ゆすりをしていることを自覚していますが、貧乏ゆすりをすることで筋肉や足全体が心地よいと感じるために止めることができません。

傷ついた筋肉を素早く回復させる働きがあるので、クールダウンや筋肉の回復を促す方法の一環として行いたい貧乏ゆすりです。

血行や体液循環が悪くなっているとき

ずっと電車や飛行機などで同じ姿勢で座っていると血行不良になります。そのようなとき、人は無意識に貧乏ゆすりを行って体液循環を促すことを行います。これは、赤ちゃんが手足をバタつかせることと同じ原理です。

電車や飛行機で周囲にあまり人がない場合には堂々とできますが、人がいる場合にはトイレに立ったり、足首や腕、肩などのストレッチをして血行を促進させましょう。

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