日本が発祥の地だって知ってた?こころと身体に効く森林セラピーとは

日本が発祥の地だって知ってた?こころと身体に効く森林セラピーとは

森林セラピーとは、森林の持つ癒し効果をこころと体の健康維持や不調の改善に役立てようという試みです。実はこの森林セラピーは日本発の療法。海外では医療として認めている国もあります。森林浴の効果や、森林浴のやり方もご紹介します。

森林浴、実は日本発だって知ってた?

森林浴、実は日本発だって知ってた?

森林セラピーとは森林浴をすることで、こころや身体の不調を予防したり、症状を改善しようという療法です。この森林浴が実は日本が発祥の地であることをご存知の日本人は多くありません。

森林浴という言葉は1982年、当時の林野庁が森林のよさをPRするするために発表したキャッチフレーズです。

今では研究も進み、森林の健康効果が医学的にも立証され、海外でもそのまま「shinrin-yoku」として取り入れられています。

当たり前のように思っていた森林浴が日本発で、歴史も30年あまりと浅く、しかも最初はキャッチフレーズだったなんて意外ですね。

森林セラピーって本当に効果があるの?

森林セラピーの効果は日本が国を挙げて研究しています。

林野庁や厚生労働省、大学や企業の研究グループ、NPO法人らで研究を進め、将来的には医療行為として保険の対象になるのではないかといわれています。

欧米の一部の国や地域では、既に医療行為として認められているそうです。

森林セラピーの効果

森林セラピーの効果

こころのリラクゼーション効果

木々から発せられる森の香りや、木の葉のざわめき、せせらぎや鳥の声などの複合効果で、森林浴には高いリラクゼーション効果があります。

森林浴のリラクゼーション効果は現代科学により立証されつつあります。森林浴をした人は対照群と比べ、ストレスホルモンの減少や末端の血流増加などが確認されています。

NK細胞の増加

ナチュラルキラー細胞は自己免疫の兵士です。私達の身体のリンパ球の1つで、進入したウイルスや、できてしまったがん細胞と戦います。

森林浴を2日間すると、このNK細胞がなんと53%も増大し、免疫力が高くなるのです。

森林セラピーの方法

森の選び方

日本には森林セラピーができる科学的根拠のある森が「森林セラピー基地」として全国で62箇所指定されています。これとは別に、林野庁が制定した「森林浴の森日本100選」というものもあります。

こういった森を選ぶのもお勧めですが、あなたのお好みのリラックスできる森を探してみるのも良いことです。

また、転地療養効果やリラクゼーション効果などが多少劣りますが、都市の公園などの木々がまとまって生えているところでも、ある程度の森林セラピー効果はあります。

森林セラピーのやり方

森林セラピーとは森林そのものの癒し効果を楽しむ行為で、現在、決まった方法はありません。森林からはフィトンチッドという香り成分が発散され、ただ森林の空気を吸うだけでも癒しになります。

また、森林の緑は疲れた目に優しく、風の音や小鳥の声、水音などの癒し効果も立証されています。落ち葉が積もったふかふかとした土を歩くのもリラクゼーション効果が高いです。

お気に入りの場所を見つけて、ただゆったりとした時間を過ごしたり、植物や動物などを観察するのも良いことです。

運動をするとより多く呼吸ができますので、アクティブ派の方には、散策やトレッキング、森林ヨガや太極拳などをするのも流行しています。

スピリチュアル好きの方には木とお話をしたり、木を抱いてみたりしてエネルギーを取り入れている方もいらっしゃいます。

森林浴は、月1回程度でも免疫向上効果が期待できるそうです。たまには街を離れて森林の癒し効果を生活に取り入れてみませんか。

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