漢方の副作用?!瞑眩の特徴を知って合わない漢方はすぐやめること!

漢方の副作用?!瞑眩の特徴を知って合わない漢方はすぐやめること!

漢方の副作用は少なく効果も遅いという印象があります。しかし、漢方でも適したものを服用すれば早く高い効果を実感できます。また漢方では副作用として適切な処方でない場合やアレルギー反応がでた場合、そして瞑眩(めんけん)がでた場合の3つの場合が考えられます。瞑眩以外ではその漢方の服用をやめる必要があります。

漢方の副作用はない?

漢方の副作用はない?

Chinese Medicines / oceanaris https://www.flickr.com/photos/49873808@N00/2596610412/

漢方は西洋医学の薬に比べて自然な形で摂取する薬なので体に負担が少なかったり、効果がゆっくり現れるという印象があります。また、副作用が少ないと感じている人も少なくありません。

しかし、これらの漢方に対するイメージはすべて誤った考えです。本来、適した漢方を処方されていれば、西洋の薬と同じくらい効果が早く、そして自然界にある成分であっても体に負担がかかる場合があります。

もしも効果が実感できないという場合は、それは体質や症状に合った漢方を処方されていない可能性があります。

適した漢方を処方することは実は難しい!

適した漢方を処方することは実は難しい!

Chinese Medicine / Victoria Reay https://www.flickr.com/photos/vkreay/153577630/

漢方での副作用の考え方には3つあります。

1つは適した漢方を処方されていなかった場合です。現在では市販薬として多くの漢方が販売されていますが、実は自分に適した漢方を選ぶということは素人にはなかなかできることではありません。

例えば、西洋医学の薬では症状に応じた薬を適切な量や期間、飲むことで効果が実感できますが、これは西洋医学では症状を発症させるものに対して直接働きかけるという薬が多いからです。

しかし、漢方の場合には症状だけでなく、その人の体質や体型などを見て適した漢方を決めていく必要があります。体質と体型といってもその組み合わせはかなり多くあり、筋肉のつき方や脈の状態なども考慮しなければいけません。

そのため、漢方を服用して副作用がでた場合には、まずは適した漢方ではなかったと考えるのが一般的です。漢方も専門医や専門的な知識のある人にきちんと見立ててもらったものを服用するようにしましょう。

漢方は効果がでるまでに時間がかかるという人もいますが、適した漢方を飲めば数時間から数日以内に効果がでるのが本来の漢方であり、その効果の早さは西洋医学に劣りません。

数週間飲み続けても効果が感じられない場合には、それはあなたに適していないということです。

漢方の成分にアレルゲンがあることもある!

漢方の成分にアレルゲンがあることもある!

漢方での副作用の2つに多いのはアレルギー反応によるものです。これは漢方に限りませんが、人の体には合わない成分があります。

漢方に含まれる生薬の中にアレルギーを引き起こすものが入っている場合には、アレルギー反応として不快な症状がでる場合があります。このような反応が出た場合はその漢方の使用をすみやかにやめることが大切です。

アレルゲンのある生薬を飲むことで、もともとの症状が治らないばかりか、アレルギー症状で苦しむことになるからです。

瞑眩の特徴は数日で体調の改善が実感できること!

瞑眩の特徴は数日で体調の改善が実感できること!

漢方の副作用の3つ目に瞑眩(めんけん)があります。

これは好転反応とも呼ばれ、症状がよくなるときに一時的に悪化するような症状のことをいいます。もっとも多い症状はだるさや発熱です。

瞑眩の場合にはアレルギーなどと比べて1日から2日で症状が引き、その後に体調が著しく改善することが多いようです。「一晩寝たら体調がよくなった」という人がほとんどです。

そのため、漢方を服用してもともとの症状以外の症状が3日以上に渡って出る場合には本来の意味での副作用ではなく、漢方が体に適していないと考えることが自然です。

最近では代替医療のなかでも瞑眩や好転反応という言葉が使われていますが、好転反応であると信じて自分に合わない代替医療を続ける人も少なくありません。

漢方もそうですが、瞑眩がでるほどの強い好転反応が出た場合にはその効果は高く、そしてかなり早くなります。そのため、3日以内にもともとも症状は緩和するはずです。

もともとの症状は変わらないのに好転反応だけが出るということはほとんどないので、怪しい民間医療やサプリメントには十分に注意しましょう。

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