捨てないで!!みかんの皮の美容効果について
冬といったらこたつにみかん!みかんは手に入りやすいフルーツですよね。皆さんは、みかんを食べた後に出る皮は捨てちゃっていますか?その行為、実はすごくもったいないの知っていましたか?今回は、みかんの皮の美容効果について紹介していきたいと思います。
美肌効果抜群!!果実だけじゃない、みかんの皮の美容効果
甘酸っぱくておいしいみかん。ついつい食べ過ぎちゃう方も多いと思います。
みかんはビタミンCが豊富に含まれているので、美肌効果があることは知っている方も多いと思います。
みかんの周りの白い筋にはビタミンPが含まれていて、毛細血管を強化して血流の改善やコレステロール値の改善に役立ってくれます。
さらには、実を包んでいる薄皮は、ペクチンが含まれていて、脂肪の分解・体内下の吸収を抑えるダイエットの働きもあるんだとか。
素敵な成分は、実だけではなく「皮」にも含まれていることを知っていましたか!?
みかんの皮にはリモネンという成分が含まれています。このリモネンは、血行促進や保温作用があります。
また、皮にもビタミンCが含まれていたり、クエン酸も豊富に含まれているので、美白やニキビ肌の改善にも効果があります。みかんの皮だけでも、しっとりツルツルの美肌へ導いてくれるのです。
血行促進や保温作用があるので、入浴後の体はとても温まり湯ざめしにくいため、寒い冬場の入浴剤としてとっても効果があります。
さらにみかんの「柑橘」の香りでアロマテラピー効果もあるので、リフレッシュできます。体だけじゃなく、心まで癒されますね。
みかん風呂の作り方は?
早速入りたいみかん風呂ですが、食べた後の皮をそのままドボンとお風呂に入れてはいけません。みかん風呂の作り方を紹介していきます。
始めに、みかんの皮はしっかりと洗ってください。無農薬のものでしたら心配いりませんが、スーパーなどで販売しているみかんの皮には農薬やワックスがたくさんついていることがあります。お風呂に入れる前にしっかり洗い流しましょう。
次に、きれいになったみかんの皮を適当な大きさにちぎり、天日干ししてください。1週間から10日ほど干します。すぐに入りたい気持ちを抑え、じっくり乾燥させてください。
じっくり乾燥させたら、やっと入れます! みかんの皮が出てこないように、しっかりとくるんで湯船に入れましょう! みかんの皮をくるむものは、小さめの洗濯ネットで、なおかつ目の細かいものを使用すると便利ですよ。
湯船を溜める前に、みかんの皮を入れておくのも良いと思います。そうしたほうが香りがしっかりと出るので、アロマを楽しみたい方はぜひこの方法で、湯船を溜めて入浴してみてください。
ここで注意事項があります。
みかん風呂に入るのに多少の手間がかかります。手間をかける理由があるのです。
その理由は、「ソラニン」という成分がみかんには含まれています。このソラニンは、肌についた状態で紫外線を浴びると「シミ」を作り出してしまう原因となります。
その原因を取り除くことができるのが、「乾燥」です。乾燥させることにより、ソラニンを軽減することができるので、1週間から10日の天日干しの「乾燥」をするわけです。
ですが、すべてを取り除くことができないため、多少は「ソラニン」が残ってしまったままのみかん風呂になってしまうので、入浴後はシャワーで洗い流してから上がってください。
朝からみかん風呂も贅沢でいいのですが、肌トラブルになってしまわないように、念のため夜の入浴の時がみかん風呂がいいと思います。「リモネン」という成分が保温作用を持っているので、肌をしっとりとさせてくれます。
ですが、敏感肌の方にはピリピリとした刺激を感じてしまうこともあるそうなので、もしもそのような感じがしたらすぐに使用を中止し、洗い流すようにしてください。また、念のため入浴後はクリームで保湿してください。
食べるだけじゃなく、皮まで美容要素がたくさんのみかんで、きれいな肌を手に入れましょう!