食物アレルギー検査はどんな種類がある?食物アレルギーは治りにくいって本当!?

食物アレルギー検査はどんな種類がある?食物アレルギーは治りにくいって本当!?

食物アレルギーは、今や多くの人が悩まされています。小学校でも食物アレルギーが原因で死亡事故が起きたり社会問題になっています。食物アレルギーの検査は、どのようにすればいいのでしょうか。また、食物アレルギーには、治りやすい食品や治りにくい食品がある!?アレルギーについて知識を深めよう。

食物アレルギーの検査は、どのような方法があるの!?

食物アレルギーの検査方法って?

食事をしたら息が苦しくなったり、咳が止まらなくなったり、蕁麻疹が出たり・・・。

なにかいつもと様子がおかしいと感じた時は、病院にすぐに行きましょう。それ、食物アレルギーかもしれません。

近年は、食物アレルギーが原因で死者が出たなどの報道を目にする機会も多くなりました。食物アレルギーは、命にも直結するので怖いですよね。

では、食物アレルギーの検査には、どのようなものがあるのでししょうか。

食物アレルギーの検査方法は4種類

食物アレルギーの検査方法は、大きく分けて4つあります。

まず1つ目は、血液検査です。

血液中にアレルギーを起こす原因となるIgE抗体がどの程度あるかを調べます。しかし、この血液検査だけでは、なかなか食物アレルギーの診断は、難しいそうです。

そして2つ目は、プリックテストと言われる皮膚テストです。

皮膚にアレルゲン液を少し垂らして、専用の針で少し刺して傷をつけて、数分後に皮膚の状態を見て、アレルゲンを判定する方法です。

そして3つ目は、食物除去試験です。

こちらは、アレルギーが疑われる食品を2週間ほど食べないようにして、症状が消えるか判定する方法です。

そして4つ目は、食物経口負荷試験と言われる方法です。

こちらは専門の医療機関で実施されている方法で、アレルギーが疑われる食品を一定の感覚を空けて食べてみて、症状がでるかどうか判定する方法です。

食物アレルギーの中には、成長とともに治るもの!?

子どもの時はアレルギーが出ていても・・・

食物アレルギーは小さいころのものは治る可能性が高い

 

乳幼児期には、鶏卵や小麦、乳製品などが食物アレルギーの原因で最も多く、これらの食物アレルギーは、成長と共に治りやすいと言われています。6歳までには約80%ほどの子どもが食べられるようになります。

しかし、成長とともに本当に食べられるようになったかは調べる必要ががあるので、定期的に病院などで検査をするようにしましょう。

逆に治りにくい食物アレルギーは!?

食物アレルギーには、治りにくい厄介なものも・・・

大人になってからの食物アレルギーは治すのが難しい

食物アレルギーの中には、治りにくい厄介なものもあります。学童期~成人期に現れる食物アレルギーは、基本的に治りにくいので、長く続いてしまうことが多いです。

食品例としては、そばやピーナッツ、甲殻類や果物類などが原因のケースが多いです。特にナッツ類は、食べるとアナフィラキシーショックという重篤な症状を起こすケースも多く、大変危険です。

アメリカでもピーナッツは、3大アレルゲンの1つとされていて、ピーナッツアレルギーで悩んでいる人も多いです。

また、ピーナッツは、高熱でローストするとアレルゲンの物質が強まるので、加熱したピーナッツには、特に注意が必要です。

ピーナッツは、ピーナッツバターやカレーライスのカレールーなど加工食品でも様々なもので使われています。ピーナッツアレルギーがある方は、特に注意して裏面の原材料表示を確認するようにしましょう。

さて、食物アレルギーについて理解を深められましたか? 食物アレルギーは、身近にあって怖いもの! 何か食べた後に異変を感じたら、すぐに病院に行くようにしましょう。

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