肥満に、お通じに、美肌に。これだけあった蕎麦の効能!
巷で話題の「蕎麦ダイエット」。蕎麦は栄養バランスが良く、健康に、美容に絶大な効果をもたらします。痩身に、お通じに、疲労回復や美肌まで叶う蕎麦の効能をまとめました。また、蕎麦大国○○○に学ぶ効果的な蕎麦の食べ方や、蕎麦ダイエットの方法もご紹介します。
美容食として見直されている蕎麦
夏は冷たく、冬は温かく、ツルツルっと美味しい蕎麦が美容食として見直されています。巷では「蕎麦ダイエット」や「蕎麦美容法」という言葉も聞かれるようになりました。
蕎麦の効能はダイエットに限らず、健康に、美容にと幅が広いのです。いったいどのような効能があるのでしょうか。
低GI食でダイエットにもいい
主食の多くは、食後の血糖値が大きく上がり、その分大きく下がる高GI食ですが、蕎麦は主食にも関わらず血糖値の上がりにくい低GI食です。
GI値は白米の80、小麦粉の85に対し、蕎麦は何と54。体脂肪になりにくく、腹持ちもよいので蕎麦はダイエットに適した主食といわれているのです。
豊富な食物繊維がお通じに効く
蕎麦は食物繊維が豊富です。蕎麦100gに対し食物繊維2.7gと、食品中最多に近い食物繊維を含んでいるのです。
しかも、蕎麦の食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不水溶性食物繊維」の両方を含んでいるのが大きな特徴です。腸を整える腸活に蕎麦はもってこいです。
腸活はお通じやダイエットにもいいですし、お肌の不調も予防する効果があります。
注目の美容成分、ルチンでアンチエイジング
ルチンは今注目されている微量栄養素で、炎症を抑える効果や、毛細血管を強くしたり血行をよくする効果が認められています。
ポリフェノールの一種で、老化や花粉症などのアレルギーを抑えたり、生活習慣病の予防にもよいといわれています。
このルチンが蕎麦には沢山含まれているのです。
ビタミンB群で疲労回復、丈夫なお肌
蕎麦にはビタミンB群もたっぷり。ビタミンB群が不足すると、脳や神経、皮膚炎などに悪い影響が出ます。
ビタミンB群は疲れを取ったり、肌を強化して吹き出物などの肌トラブルを防いだり、体脂肪をためにくくする効果もあるのです。美肌にもダイエットにも、大切な健康にも欠かせない栄養素です。
健康効果を実感する蕎麦の食べ方
蕎麦の消費量が世界一多い国ってどこだと思いますか。
「もちろん、日本でしょう?」
はずれ。正解はロシアです。ロシアでは日本の10倍もの蕎麦を消費しているのです。
ロシアではカーシャという蕎麦を丸ごと使った蕎麦粥が食べられています。世界の蕎麦料理では、ほかにはフランスの蕎麦粉のクレープ、ガレットもお勧めです。
日本蕎麦はもちろん最高に美味しいのですが、蕎麦の美容効果や健康効果を享受する食べ方としては欠点もあります。蕎麦に含まれる貴重なビタミンやミネラルが、ゆで汁に移ってしまうためです。
そこで、蕎麦の効能を満喫するにはカーシャやガレットのような蕎麦を丸ごと使う料理を食べるか、日本蕎麦の場合は食後に必ず蕎麦湯も楽しむことをお勧めします。
蕎麦ダイエットのやり方
蕎麦で痩身や美肌を目指す蕎麦ダイエットのやり方は多くは3食のうち1食の主食を蕎麦に置き換えることです。蕎麦が好きならもっと置き換えてもかまいません。
蕎麦は低カロリーな印象がありますが、カロリーとしてはうどんや白飯と変わりません。しかし、低GIなこと、たんぱく質や食物繊維、微量栄養素を多く含むことで、栄養のバランスを整え、お腹が空きにくくなるはたらきがあります。
蕎麦で美肌と健康、スリムな身体を手に入れてみませんか。