やり方を間違えると危険な炭水化物抜きダイエット。正しいやり方とは?
非常に人気のある炭水化物抜きダイエット。しかしやり方を間違えると命の危険さえあるほどのものだということを知っていますか?危険な炭水化物抜きダイエットとはどのようなものなのか、そして炭水化物抜きダイエットを正しく行うためにはどのようなところを気を付けなければならないのかについてまとめました。
炭水化物抜きダイエットとは?
気軽にやれるというところもあり、炭水化物抜きダイエットは多くの女性に人気があります。実際に、ダイエットとしては効果も得られやすいところも支持を得られる理由になります。
ただし、この炭水化物抜きダイエットは、やり方や理解が間違うと非常に大きな危険を伴うとも言われています。
では一体、危険な炭水化物抜きダイエットはどのようなやり方なのでしょうか?
炭水化物ダイエットとは?
炭水化物抜きダイエットは、その名のとおり、炭水化物(お米、パスタやパンなどの主食)を食べないダイエットです。
炭水化物は太るというイメージもあり、今では脂質以上に”炭水化物=太る”というように思われているようです。
そのイメージもあり、炭水化物を抜いてもその他のものは普通に食べて良いということで、気軽に行うことができるため、多くの女性が一度はやってみたいと感じるダイエットなのではないでしょうか。
糖の代わりに自分の脂肪を燃焼させる
人間にとって、生きていく上では糖質は欠かせないものになります。実際に、糖は脳のガソリンのようなものなので、糖がなければ脳はなかなか機能してくれません。
しかし、糖がないことによって体内の脂肪を燃焼させて「ケトン体」を生成し、脳のガソリン代わりになってくれます。
危険なダイエットと言われる炭水化物抜きダイエット
炭水化物を抜いても、その糖質の代わりとなるようなものがあれば、人間の働きとしても問題がないように考えられますが、やはり炭水化物抜きダイエットはあまり良いものではないということが最近言われるようになりました。
危険な炭水化物抜きダイエットの理由について、いくつか挙げてみましょう。
脳の働きが弱くなる
人間の器官として、本当に糖質でないと栄養的に足りない部分があります。その一つが脳です。
脳は、脂質が作った糖もどきではきちんとした働きができません。ですから、炭水化物抜きダイエットをしてしまうと、明らかに人間の脳の働きとしてガソリンが足りない状態になり、うまく頭が働かないということになってしまいます。
炭水化物抜きダイエットをすると、頭がぼーっとしてしまう、集中力が続かないということに加え、最終的には意識がもうろうとしてしまうということがあり得るのです。
体臭、口臭がひどくなる
糖質が足りなくなると、自分の脂肪を燃焼しエネルギーとします。その際に燃えカスとして「ケトン体」を生成します。このケトン体がケトン臭を放つ物質です。
炭水化物抜きダイエットをすると、ケトン臭がするというのはこのせいなのです。
体のバランスが崩れる
もともと体のバランスは、その部位によって保たれています。そしてトータルとして中性を保つようにしています。
ただし、このダイエットをすると糖質が体内に少なくなり、体内のバランスが崩れてしまいます。そして、体が酸性へと傾いてしまいます。
酸性へと傾いた体は、そのバランスを失い、最悪の場合には昏睡状態となってしまうことがあるのです。
正しい炭水化物抜きダイエットとは?
やり方を間違えないようにしましょう。徹底的に糖質をなくすのではなく、摂取する糖質を減らすということをすることも大切なことです。
実際に、いつもの量ではなく少しだけ…という考え方であれば、それだけでも炭水化物ダイエットは成功することができます。