まるで痩せる薬!難消化性デキストリンの効果とは?
激しい運動や食事制限でダイエットするのは無理!という方、まるで痩せる薬、と評判の難消化性デキストリンをご存じですか?そんな楽して痩せて良いの?って思うかもしれませんが、難消化性デキストリンの効果についてまとめました。
運動や食事制限でダイエット・・・。疲れるしストレスが溜まりますよね。
難消化性デキストリンをご存知ですか? 実は、痩せる薬として、最近注目されています。
一見、まゆつば物と思うかもしれません。しかし、科学的にも栄養学的にも、効果は認証されています。
以下では、難消化性デキストリンの効果について詳しくご紹介します。
これぞ究極!難消化性デキストリンでダイエット!
難消化性デキストリンって何?
難消化性デキストリンとは、でんぷんの一種で、水溶性の食物繊維のことです。
でんぷんといえば、光合成によって作られる成分で、じゃがいもや穀物などをイメージする方が多いでしょう。これも、そういったでんぷんと同じ自然の成分です。
とうもろこしなどから抽出していて、でんぷんを消化する酵素で加水分解し、消化しにくい成分を取り出して調整しながら作られています。消費者庁やアメリカの医薬品局に認められていて、特保の商品にも使われています。
難消化性デキストリンが痩せる薬と言われる所以は、ダイエットにつながる効果を持っている為です。難消化性デキストリンの効果について以下でご紹介しましょう。
効果①便秘の改善
先述のように水溶性の食物繊維なため、便秘の改善に役立ちます。
難消化性デキストリンを10日間、毎日5グラムずつ摂取すると、排便回数や排便の量は多くなることが分かっています。
効果②糖質の吸収を邪魔する
難消化性デキストリンを摂取すると、小腸で糖が吸収する量を減らすことができます。これは、血糖値の上昇を抑えることになり、糖質オフの炭水化物ダイエットをしていることと同じ、と考えられます。
効果③中性脂肪の吸収を抑える
肥満の原因のひとつに中性脂肪の摂り過ぎがあります。難消化性デキストリンを摂取すると、この中性脂肪の吸収も抑えることができます。
効果④内臓脂肪を減らす
メタボと言われる所以は、内臓脂肪の蓄積にあります。難消化性デキストリンを摂ると、この内臓脂肪を減らす効果も得られます。
ある実験により、3カ月間毎日難消化性デキストリンを摂取したところ、最大で44パーセントの内臓脂肪を減らすことができた被験者もいます。
また、直接ダイエットにつながるわけではありませんが、ミネラルの吸収を助けるという働きもあります。
ダイエットをすると、どうしてもミネラルが不足しがちです。貧血や肌荒れを改善する役目もあるため、ダイエット中にミネラルの吸収を助けてもらえる点は、難消化性デキストリンの恩恵のひとつですよ。
難消化性デキストリン入りドリンクの作り方
難消化性デキストリンは、粉末として売られています。大手通販サイトなら、大抵購入できます。
特保マークのついたお茶などで難消化性デキストリン入りの商品は売られていますが、通常のお茶より価格は上です。自家製のドリンクを作れば、断然コスパは良く、続けやすいと思います。
作り方は簡単です。お茶や水350ミリリットルに5グラムの難消化性デキストリンを入れて混ぜるだけです。これだけで、特保の商品と同じものが作れます。
難消化性デキストリンの飲み方
難消化性デキストリン入りのドリンクを作ったら、食事中や食後すぐに飲むようにしましょう。
摂取量の目安は、一日5グラムくらい、多くても10グラム程度です。摂り過ぎても健康を害することはありませんが、お腹がゆるくなるので気を付けましょう。