知らないと損する?脂肪燃焼エクササイズのウソ?!ホント?!
脂肪燃焼エクササイズは単純に体を動かすだけであまり効果がありません。とくに効果的に脂肪を燃焼させるためには正しい知識が必要です。今回は脂肪燃焼をしやすい運動種類やタイミング、運動後の過ごし方など効果的に脂肪を燃焼させるための正しい知識を紹介します。
脂肪燃焼エクササイズのウソ、ホント?!
効果的に脂肪を燃焼させるためには正しい知識が必要です。せっかく頑張ってエクササイズしても効果がなければ意味がありません。
正しい脂肪燃焼のための知識を持ってダイエット生活に役立てましょう。
脂肪燃焼効果が高いのは有酸素運動【ホント】
運動には、有酸素運動と無酸素運動があります。
脂肪燃焼の効果を狙うのらば、有酸素運動を行いましょう。有酸素運動は心拍数が普段よりもやや上がる程度で、30分以上続けられる運動です。
有酸素運動として有名なものは登山やハイキングです。これらのような運動は自然に有酸素運動ができることで知られています。
室内のエクササイズでも、全身を使って無理のない範囲で行うことができるものであれば、有酸素運動として有効です。
運動は食後がいい【ウソ】
健康のためには、食後に散歩をした方がよいと言われています。
食後の運動は血糖値をあげにくくするため肥満防止になりますが、脂肪燃焼の観点からみるとあまり効果的ではありません。
むしろ、食前の運動のほうが、エネルギー不足の体は体脂肪からエネルギーを得るため脂肪燃焼にはもっとも効果的です。
小腹が空いたときなどに運動すると空腹感が収まるのは運動によって気が紛れるのではなく、体脂肪からエネルギーを得るので飢餓感がなくなるのです。
そういう意味では空腹感を感じた時は、もっとも良いエクササイズや運動のタイミングと言えます。
運動後はジュースを飲むと良い【ホント】
せっかく運動したのに、運動後にジュースを飲んでカロリーを摂取すると運動効果が無駄になると感じる人がいます。
しかし、運動後に疲れた体には100%フレッシュジュースや果物を摂取するほうが効果的です。運動後はビタミンやミネラルの吸収が高くなるからです。
ビタミンやミネラルは微量で体の健康に十分ですが、不足すると太りやすくなったり、体の疲労を感じやすくなります。
反対に十分なビタミンやミネラルが体にあることは太りにくく、代謝のよい体を作るということになるのです。
しかし、この効果は果物にのみあてはまります。加糖されたジュースやお菓子などでは意味がありません。
また、コーヒーは代謝過程でビタミンやミネラルを奪うので、運動後に飲むことで骨粗しょう症のリスクが高くなので注意しましょう。
運動中の水分補給はした方がいい【ホント】
昭和には常識だった「運動中に水を飲むな」というのは、脂肪燃焼の観点からみても間違っています。
運動中は適度な水分補給を十分に行うことで発汗や排泄を行い、体液循環をよくすることが大切です。こうすることで筋肉が効率よく働き、また脂肪燃焼効果も高くなります。
ただし、大量の水を一度に飲んだり、冷たい温度で飲むことはお腹を冷やして血行を悪くすることになるので、運動中の水分補給は常温で少しずつ行うことが大切です。
運動前後は減塩した方がいい【ウソ】
今や、世界的に減塩が一つのブームになっています。
しかし、塩に含まれるミネラルは人が生きるうえでも脂肪燃焼のためにも欠かせないものです。
ミネラルが不足すると体を健康に保つ効果が損なわれ、また、エネルギーを効率的に燃焼することができなくなります。そのため、運動前後にはしっかりと塩分の補給が大切です。
このとき、ミネラルがより豊富で天然な塩を選ぶことで、より健康的な効果が期待できます。
エクササイズではスピードが大切だ【ウソ】
エクササイズを行うときにもっとも大切なことはリズミカルに動くことや早いスピードで行うことではありません。それぞれの体力に適したペースで行うことです。
とくに、エクササイズを行い始めのときにはかなりゆっくりと感じるくらいがちょうどよいのです。
脂肪燃焼のためのエクササイズではある程度の時間をかけて行うことがもっとも効果が高くなるため、負荷が強くなりすぎないように、無理のないペースで行うことが重要です。
慣れて体力がついてきたら、ペースやスピードをあげるようにしましょう。