脚が太いのは関節が弱いから?!股関節をゆるめて脚やせを目指す!
股関節をゆるめて脚やせをするためには股関節だけでなく膝や足首が丈夫である必要があります。入浴中や入浴後に膝や足首を十分に動かし、軽い刺激を与えて丈夫にしましょう。股関節が正しい位置にあるとき、膝や足首で体重を支えることができれば太ももや足首に余計な負荷がかからず太くなることを防ぐことができます。
股関節をゆるめて脚やせになる!
ダイエットにおいて部分痩せは難しいといわれていますが、その理由は、部分痩せのためにはその部位の体の使い方が関係しているためです。
例えば脚を細くしたい場合、何気なく行っている立つ、歩くという動作で使う筋肉によって太ももやふくらはぎが太くなることがあるのです。
普通に脚を動かしているだけなのに、細い脚の人と何が違っているのか、気になりますよね。
実は、その秘密は股関節にあるといわれています。股関節の動きが悪い人は脚が太くなりやすいということです。
つまり、股関節を緩めることで脚痩せになれる可能性があるのです。
股関節がゆるんでいないってどうゆうこと?
歩いているときに痛みや不具合を感じていないのに、股関節がゆるんでいない、というのはどういうことなのでしょうか?
股関節がゆるんでいるのかどうかは、立っている姿勢からでも判断できます。
股関節がゆるんでいる人は普通に立った時、足先は外に向き、ふくらはぎと太ももは力が抜けている状態になっています。
反対にただ立っているだけでふくらはぎや太ももに負荷を感じるという場合には、股関節がゆるんでいないということです。
この股関節にゆるみがない、ということは正しい位置に骨がないということです。
股関節をゆるめる方法
股関節をゆるめるには、仰向けになって片足ずつ大きく回すこと、そしてぶるぶると揺らすことも効果的です。
骨格はわずかな刺激を加えたり、揺らしてあげると、自然に元の正しい位置に戻ろうとするものです。このため、股関節をゆるめるには、ほぐしながら正しい位置になることを意識することが大切です。
適度に左右の股関節をほぐしたら、次に立ち上がって、立った時の重心の位置を確認します。このとき、足首や膝で体を支えている感覚があれば、股関節をゆるめることに成功したことになります。
しかし、足首よりもふくらはぎ、膝よりも太ももに重心がある場合には、もう一度仰向けになって股関節を回す運動を行います。
ふくらはぎが太いのは足首のせい?
脚の形によって、骨格でどこが悪いのかがわかるといわれています。例えば、ふくらはぎが太い場合には足首が弱いといわれています。
足首が弱くなる原因はいくつかありますが、とくに捻挫や骨折などを経験している人は足首が弱っている可能性があります。
足首を強くするためには、温めながら足首を十分に回すことです。このとき、強く動かすのではなく、ゆっくりと大きく動かすことに集中します。
この足首のストレスはお風呂の中や入浴後にすると効果的です。
太ももが太いのは膝のせい?
また、ふくらはぎはそれほど太くないけれど太ももが太くなっているという場合、「股関節がゆるんでいない」という理由の他に「膝が弱い」という可能性があります。
膝が弱いのは小さなころから固い場所で正座をしたり、正しい正座をしていないために起こることが多いようです。
正座は日本の伝統的な座り方ですが、正しくできていないと骨盤や股関節だけでなく膝や足首など下半身の骨格に悪影響を与えることがあります。
弱い膝を強くするためには体が暖かい状態で軽いスクワットを行うのが有効です。あくまでも浅く、軽いスクワットが有効なので、深く負担のかけるようなことはやめましょう。
膝に軽い負荷をかけることは膝周辺の筋肉を強化すると共に膝の関節を柔軟になる効果があります。関節が柔軟になり、丈夫になると左右の膝で体重を支えることができるようになり、太ももやふくらはぎに力を入れずに立つ姿勢を保つことができます。
このように骨に体重をかけて立つことができるようになることで、脚の不要な筋肉や脂肪は少なくなります。