どうして三段腹になるの?三段腹に効果的なエクササイズは?
若いころは気にならなかったのに、30代を過ぎて代謝が悪くなると気になるのが三段腹。「あれ、このパンツ去年はゆとりがあったのに…」、「このTシャツおなか回りが苦しい…」など、三段腹が原因で、今まで着られていた服が入らないということにも。三段腹に効果的な、おなか回りを鍛えるエクササイズをご紹介します。
なぜ三段腹になってしまうのか
お腹の周りがたるんで三段腹になってしまうと、きれいに服を着こなせなくなるためショックですよね。
どうして三段腹になってしまうのでしょうか? まずはその理由から勉強しましょう。
三段腹になる3つの理由
三段腹になってしまう3つの理由は、筋肉が衰えてしまうこと、代謝が悪くなること、コラーゲンが不足することの3つです。それぞれの理由を詳しくみていきましょう。
【筋肉の衰え】
内臓を守るために腰回りは脂肪がつきやすい部分です。
若いときは良いですが、歳をとってくると皮膚のたるみが大きくなり、筋力をつけなければだんだんと三段腹になってしまいます。
【代謝の低下】
年齢を重ねるとともに、新陳代謝が落ちていきます。筋力が落ちることで基礎代謝が低下します。
基礎代謝が落ちることで、脂肪が燃えにくい体になってしまい、体脂肪がおなか周りについてしまうのです。
【コラーゲンの不足】
ぴんとひきしまった肌は、コラーゲンがたっぷりあるからです。みずみずしく潤いのある肌をキープするためにはコラーゲンが必要です。
コラーゲンは、年齢と伴に減少し、肌にしわがよったりたるみが出たりします。コラーゲンが不足することによって三段腹になってしまいます。
三段腹を解消しよう!
三段腹を解消するためには、エクササイズをすることが大切です。エクササイズをする前に、腹部にある筋肉について勉強しましょう。
三段腹の解消は4つの筋肉を鍛えること
三段腹をすっきりとさせたいのであれば、腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の4つを鍛えることが大切です。
【腹直筋】
6つの割れた筋肉をもつボディビルダーを見たことがあると思います。あの6つの腹筋が腹直筋です。この筋肉を鍛えると、三段腹が解消されます。
【外腹斜筋】
外腹斜筋は、腹直筋の左右の横側にある筋肉のことで、ここを鍛えるとお腹回りがすっと引き締まってみえます。
【内腹斜筋】
この筋肉は、外腹斜筋の内部分にあり、骨盤から助骨にかけての筋肉のことです。内腹斜筋も外腹斜筋と同様に鍛えることでお腹が引き締まります。
【腹横筋】
お腹の深い部分にある筋肉で、ここを鍛えることで、たるんだお腹が解消されます。
三段腹を解消する4つの筋力エクササイズ
お腹周りの脂肪を解消するために効果的なエクササイズをいくつかご紹介しましょう。
【腹直筋を鍛える運動】
①仰向けに寝て後頭部を両手で支える。
②足を床からあげて膝を90度に曲げる。
③そのままの姿勢をキープし、息を吐いて上体を起こしていく。
お臍を除くような形で、運動を行うようにする。
【外腹斜筋・内腹斜筋を鍛える運動】
①仰向けに寝て、膝を立てる。
②右手を頭に添えて、左足を上げて、ひざとひじをくっつける。
③お腹の筋肉を意識して、10回行い、左右の手足を変えて行う。
【腹横筋を鍛える運動】
①仰向けに寝てひざを曲げる。
②お腹に手を置いて、息を大きく吸い込んでお腹をふくらませていく。
③ゆっくりと口から息を吐き、お臍を背骨に近づけるようにしながらお腹をへこませていく。
④腹横筋が使われていることを意識しながら、運動をするとさらに効果アップ↑
⑤お腹をへこます時間は最初は5秒くらいからスタートして、最終的に30秒を目指して行う。