危険!摂食障害!ただのダイエット失敗ではない!摂食障害の症状を知って早めに対応をしよう!
摂食障害をダイエットに失敗しただけって思っていませんか?摂食障害って実はとても危険なものだって知っていますか?摂食障害の患者の9割は女性と言われています。摂食障害の症状などチェックして早めに対応しておきましょう!
摂食障害の症状ってどんなものなの?
摂食障害の症状といってもさまざまな症状があります。ひとつひとつしっかりとみていきましょう!
摂食障害「拒食症」
書いて字のごとく「”食”を”拒”む」のです。
ダイエットって女性にとって永遠のテーマといっても過言ではないですよね。
「自分は太っている。」「自分はなんて醜いんだろう。」って思ってダイエットをはじめますよね。
そして食事制限・・・。この食事制限が厳しくなりすぎてはいませんか? 食べると太ってしまうから、といって食べること自体をやめてしまいたくなってませんか?
もちろん食べることをやめれば体重は減っていきます。でもそれって食べてないからですよね?
そんな極端なことをしていれば、少しでも何か口にすることでリバウンドをしてしまい、体重が増えてしまいますよね。
それを恐れ、本当に何も口にできなくなってしまうようになってしまうことが”拒食症”なのです。
拒食症になってしまう人の多くがすでに痩せすぎといったラインになっている人が多く、痩せているにも関わらず「これ以上太ると醜くなる。」といったような強迫観念を持つようになってしまうんだとか。
そうなってしまうと本当に食べれなくなってしまい、どんどん体重は低下していくのです。
摂食障害「過食症」
書いて字のごとく「”食”を”過”度に摂取する」のです。
過食なので食べ過ぎるというイメージはつくと思います。でもその食べ過ぎレベルが尋常じゃないのです。
「美味しいから食べたい!」ということではなく「手が勝手に食べ物を口に運んでいる。」「食べることが止まらない。」というように、もう自分の意志とは関係なく食べてしまっている感じの状態のことをいいます。
この過食症になると太っているイメージはありませんか?
確かに過食症になることによって食べ過ぎるわけですからみるみる太る人もいます。でもそうではなく痩せていく人もいるのです。
というのは食べ過ぎた自分が嫌になり、それを自ら嘔吐して吸収しないようにするのです。そうすると食べ過ぎたものは身体の外に排出はされますが、人が必要とする量も嘔吐してしまうことが多いのです。
するとみるみる痩せてしまうということがあるのです。
「拒食症」「過食症」の共通症状
【生理不順になってしまう】
生理というのはストレスなどが加わると途端にこなくなったり、期間などがずれてしまったりと女性にとって体調のバロメーター的存在です。
拒食症になることで食べていないということもあり栄養バランスもめちゃくちゃ、もちろんストレスだってとても感じる生活になっているはずです。
そうすると生理不順になってしまうこともわかりますよね。
【思考力が低下していく】
拒食症だともちろん食べ物を食べていない、食べれないわけですからそんなことでは身体もだるくなってきますし、さらには”脳”自体に栄養が行くはずありませんよね。
そうするとぼーーっとしてきて思考力も低下するというわけです。
【身体が浮腫んでくる】
まさかのむくみが出てくるんだとか。これは”タンパク質の不足”が考えられます。タンパク質を取らないと身体は浮腫むんですね。
【体毛が濃くなる】
どうして食べないと体毛に影響するのでしょう? それは体温の低下のせいです。
食べないと体温というのは下がってきてしまいます。そうすると身体はこれ以上冷やさないよう守りに入ります。それも身体の毛を使って・・・。だから濃くなってしまうんですね。
最後に
摂食障害になると、様々な合併症にも気を付けなくてはいけません。
嘔吐を繰り返すことで虫歯になりやすくなってしまったり、栄養が足りていないこともあり、腎不全、低血糖、不整脈、そして感染症(結核など)を引き起こしやすくなるそうです。
そうならないよう、日ごろから自分自身の食生活を見直しておいてくださいね。