断食ダイエットはいきなりはダメ!方法を間違えなければもっと確実に痩せられる!
断食ダイエットはいきなり行っても失敗する可能性が高いダイエットです。ただ減量に失敗するだけでなく、筋肉が減ったり太りやすい体質になったりするので、きちんと段階をおって正しく行うようにしましょう。今回は断食ダイエットで失敗しないために徐々に行なう正しい断食方法を紹介します。
断食ダイエットは無謀なダイエット?
とにかく痩せたい!
という人にとって断食ダイエットはとても魅力的な方法に思えます。方法はいたって簡単で、ただ食べなければ良いだけです。
しかし、この断食ダイエットは、いきなり本格的に行うと体と脳が突然の飢餓状態に驚いてしまい、健康を損なう危険があります。
そのため、断食ダイエットはいきなり行わず、徐々に体を慣らしながら行うことが基本です。
急な断食ダイエットは筋肉を失うだけでなく、太りやすい体質になってしまうというリスクがあることを十分に知った上で取り組みましょう。
まずはここから!断食ダイエット【入門編】
断食ダイエットはまず、半断食から始めます。
半断食でも適切に行えば、十分にダイエット効果が期待できます。効果が高い割に体の負担が少ないので、まずはこのレベルから始めましょう。
半断食では、食事を一切とらない断食と違って、消化によい果物やおかゆを食べることができます。一日で摂取するカロリーを500〜900キロカロリーになるようにします。
体力がある人は1時間半程度歩くことで、より脂肪の燃焼が早くなります。ただし、体力に自信のない人は無理をせずに過ごしましょう。
食べすぎで太った人には半断食でも十分な効果が期待できます!
普段から食べ過ぎているという人は週末に一日だけ半断食を行うだけでダイエット効果が期待できます。
この方法では劇的に体重を減らすことはできませんが、比較的簡単に確実に体重を減らすことができます。
次の挑戦はコレ!断食ダイエット【中級編】
半断食ができたら、次は半日断食に挑戦します。
半日断食は朝ご飯を食べず、水だけを飲んで午前中を過ごします。午後は半断食と同様、おかゆや果物、味噌汁などを食べます。
空腹が強く、普通の食事が恋しくなる場合にはおかゆの量を増やしますが、それでも辛いと思った場合には、無理をせず断食を終了します。
このとき、いきなり固形物を食べると胃腸がびっくりして消化不良を起こしてしまうことがあるので、いきなり固形物、刺激物などを食べないようにします。
ただ朝ご飯を食べない人と半日断食は違います!
半日断食は毎朝、ご飯を食べない人は無意識に行っていることです。ただし、ダイエット効果を狙うなら昼、夜も食べる量は控えめにすることをおすすめします。
朝食を食べない分、昼や夜に食べ過ぎる人の場合はまだ、体と心の準備ができていない証拠です。
慣れてきたら!断食ダイエット【上級編】
半日断食に慣れて来たら、1日断食する24時間断食に挑戦します。
24時間、食事を摂らず水だけで過ごします。何もしないと食べることばかり考えてしまうという人は部屋の片付けをしたり、散歩をしたりして過ごしましょう。頭痛やめまいなどを感じたら無理をせず休むようにします。
24時間断食は最初から何日も行わず、24時間断食したら翌日は半断食、3日目はまた24時間断食、というように休みを入れながら体調と相談しつつ期間を伸ばしていきます。
心と体の準備ができたら!断食ダイエット【玄人編】
24時間断食を何度か経験したら、いよいよ本格的な断食ダイエットに入ることができます。
これは2日以上、断食をするというものです。
この本格的な断食もいきなり長い期間を行うのではなく、最初は2日、一週間程度あけて3日断食、というふうに期間を開けながら徐々に断食日数を増やしていきましょう。
断食ダイエットは食へ正しく向き合うためのダイエット法です!
断食ダイエットを成功させるには、食べることへの執着や食べないことへの不安感をなくすことが大切です。
徐々に食べる量を減らして、少ない量でも健康に快適に生活できる! という自信を持ちながら続けます。
そうした中で食への間違った認識とありがたみを感じることができるようになったら、断食ダイエットは成功です。