自律神経と代謝の関係ってどんなの?痩せやすい身体を手に入れるために
ダイエットをしても痩せられない・・・そんな悩みを変えている女性は数多くいます。代謝の良い身体は誰もが憧れるものです。実は、代謝には自律神経が大きく関係しています。自律神経と代謝の関係について知っておくことで痩せやすい身体を手に入れられます。
自律神経と代謝の関係ってどんなの?痩せやすい身体を作るためには
交感神経と副交感神経のバランスである自律神経。
自律神経がうまくコントロールできないと、身体の不調をきたしたりよく眠れなかったりします。ですので、健康的な毎日を送るためには自律神経を安定させることが必要です。
一方でダイエットにおいては基礎代謝を下げないことがとても重要です。
代謝の良い身体は、運動をしたりすると糖や脂肪をエネルギーにかえやすい身体です。ですので、痩せやすい身体を作るためには自律神経のバランスを整えることが必要不可欠です。
そもそも基礎代謝ってどのようなもの?
基礎代謝とは、血液を循環させたり呼吸をしたり内臓を動かしたりするという生きるために必要なエネルギーのことです。
基礎代謝によってエネルギーが消費されるため、同じカロリーを摂取しても基礎代謝が高い人は太りにくく痩せやすい身体であるといえます。
基礎代謝の4割は筋肉で使われるため、年を取ると自然に筋肉量が減ってしまうので基礎代謝も低下してしまいます。ですので、年とともに痩せにくくなるのが一般的です。
自律神経とはどのようなものか
自律神経とは、自分の意志ではコントロールできない自動的に働く神経です。
活動的な神経のことを交感神経、リラックスしたり休息する神経を副交感神経といい、その両方のバランスのことを自律神経といいます。
たとえば、眠っている時には副交感神経が働いていますが、起きてから交感神経がうまく働かないと起きてもリラックスしている状態になり、うまくカロリーを消費できません。
一方で交感神経が働きすぎると、夜安眠できなくなります。このような状態を防ぐためにも自律神経を安定させることが必要不可欠です。
自律神経のバランスをコントロールして痩せやすい身体になるためには
まず、起きたら活動的な交感神経を活発化させることが必要です。
たとえば、朝日を浴びることによってセロトニンという神経伝達物質が有効に働き、朝活動的になれる交感神経が活発化します。
そのため体温が上がって、運動すると痩せやすくなったり基礎代謝が上がることにつながっているのです。
さらに、寝たまま手足を動かしたり、起きたらストレッチすることで交感神経を呼び覚まします。
ですので、朝起きたらしっかりと体を動かすことが、血流も良くなり自律神経のバランスを整えるのにも役立つのです。
基礎代謝を上げるのであれば、食生活も大変重要です。
基礎代謝を高めて痩せやすい身体にするには、生活習慣も大変重要です。特に朝食はしっかり取ることで自律神経も整えられ、内臓も活性化します。
逆に朝食を抜いてしまうと、交感神経から副交感神経への切り替えができなくなったりします。加えて、摂取した食事から必要以上に体脂肪を蓄えようとしてしまい、太りやすくなります。
そして、毎日きちんとした時間にバランスの良い食事を取ることで、リラックス効果も上がり、自律神経のバランスを整えることにもつながります。
年齢とともに基礎代謝は落ちるもの。自律神経のバランスをしっかり整えよう
同じカロリーを取っていたり、若いころと同じくらいの食事の量でも、年を取ったら贅肉がつきやすくなります。それは、基礎代謝が落ちているからです。
さらに、ホルモンバランスの変化やストレスによっても乱れやすい自律神経のバランスを整え、代謝の良い身体を手に入れましょう。