アガベシロップのGI値が低すぎる!低GI値食品の危険なリスクとは?
アガベシロップのGI値は、他の甘味料と比べて、かなり低いです。GI値が低いと、ダイエット効果も高まります。ただ、気を付けなければならないのは、GI値が低い食べ物の摂取量です。摂取量によっては、病気に罹るリスクを伴います。GI値とダイエット、そして病気のリスクについて勉強しましょう。
低GI値ダイエットと病気になるリスクの関係
甘味料の1つであるアガベシロップのGI値はとても低いのですが、皆さんはGI値とは一体何のことなのかをご存知でしょうか?
GI値とダイエットの関係や、低GI値のメリット・デメリットについて、アガベシロップのGI値を例に挙げながらご紹介しましょう。
GI値とは?
食べ物を食べると、食べたものは体の中で糖に変化して、血液の中を流れていきます。つまり、食べることによって、血糖値が上がるということです。
血液中の糖は、私たちが体を動かすために必要な力となります。この糖が急に増えてしまうと、ホルモンの一種であるインシュリンが血糖値を下げます。
インシュリンは、脂肪を作ってしまうため、太ってしまう原因に。太る原因となるインシュリンを出さないためには、血糖値の上昇が緩やかな食べ物を食べることが大切です。
GI値というのは、血糖値が上昇するスピードを計測したもので、ブドウ糖を食べた時の上昇値を100としています。
甘味料アガベシロップのGI値の低さ
白砂糖やグラニュー糖のGI値が50~70程度であることと比較をすると、アガベシロップのGI値はなんと28! 驚異の低さですよね。
ほかに甘味料でGI値が低いものには、ココナッツパームシュガーがあります。
コーヒーや紅茶などに砂糖を入れて飲む方は、GI値の低いアガベシロップやココナッツパームシュガーなどの甘味料を選ぶと良いでしょう。
ただ、アガベシロップは、スーパーなどには置いていないことが多いので、オーガニックショップをのぞいてみてください。
GI値の高い食べ物と低い食べ物
アガベシロップのGI値は、他の甘味料と比較してとても低いことがお分かりいただけたと思います。
甘味料以外でGI値の低いものを紹介すると、もろみ酢やレタス、チーズや豆腐などがあります。これらはGI値を下げてくれるため、高GI値の食べ物と組み合わせて食べると良いでしょう。
また、お米は精白されていない方が食物繊維が多く残っているので、GI値が低いです。
果物を食べるときは、ジューサーなどで絞ってしまうと、食物繊維が取り除かれてしまうため、GI値が上がってしまいます。果物はジュースにせずに、そのまま食べることが大切です。
低GI値のリスクとは?
低GI値の食べ物だからと言って、たくさん摂取してしまうと、病気に罹るリスクがあります。
国立がん研究センターの研究では、脂肪摂取量が少ない女性において、低GI値の食事をとっている女性が、糖尿病に罹りやすいということが分かりました。
このような結果から、もしあなたがダイエットのために油脂を控えているのであれば、カロリーを糖質からとってしまっている可能性があるということです。なぜなら、油脂は糖質が体内に吸収されるスピードを遅らせることができるからです。
よって、油脂を全く食べないようなダイエットではなく、少しは摂取して、糖質のカロリー摂取を抑えることが大切です。
女性の糖尿病予防のポイントはコレ!
女性が糖尿病に罹らないためには、3つのポイントを押さえて食事をすることが大切です。
①多量の油脂の摂取をしないこと
②食物繊維を多めに摂ること
③糖質が少なめの食事をすること
毎日食べている食べ物の栄養素を見直して、糖尿病にならない健康な食生活を送りましょう。