バレリーナに聞いてみたい!スレンダーな体形を維持するバレリーナのダイエット食とは?
バレリーナって細いしスタイル良くて憧れますよね。スレンダーな体形を維持するバレリーナのダイエット食とはどのようなものなのでしょうか?バレエに欠かせない身体づくりの基本、食生活について、本物のバレリーナが実践している方法を調べてみました。
立ち姿がなんとも美しいバレリーナ。スレンダーな体形を維持するバレリーナのダイエット食が気になりますよね。
どんなものを食べているのか、ベールに包まれた秘密の食生活について、ご紹介します。
英国ロイヤル・バレエ団所属 小林ひかるさん
英国にあるバレエ団に所属している小林ひかるさん。海外生活が長く、お米を食べられないことも多いので、食生活はとても気を付けているそう。
加えてレッスンが忙しく、本来食事する時間に食べられないことも多いので、レッスンが始まる前の朝食だけが唯一の食事らしい時間なんだとか。
そんな小林さんの朝食は、食物繊維が多く腹持ちの良い全粒粉を使ったメニューが専ら。ミューズリーなどをフルーツと和えて蜂蜜で味付けして食べているそうで、朝の食事はとても大事にしているんだそうです。
また、小林さんの昼食はレッスンの合間合間に食べるのが通常だそうで、複数回に分けてサンドイッチやローストチキン、ご飯などの炭水化物やタンパク質を食べているそうです。タンパク質は筋肉をつけるのに欠かせない栄養素ですよね。
それに、満腹になっては動きが鈍くなりますので、一回の食事で満腹にならないよう数回に分けているんだそうです。
宮西バレエ団所属 団員兼講師 板垣優美子さん
5歳の時宮西バレエ研究所へ入所し、昭和音楽芸術学院バレエ科を卒業。卒業後はロンドンのバレエ団に1年間留学してドイツなどでもレッスンを受けた板垣優美子さん。
彼女の食事は、ちょっとした工夫でカロリー過多にならないよう気を付けていることがポイントです。
・トーストにチーズ
→バターを塗ると脂肪分が多く高カロリーになってしまうため、代わりにチーズをのせて焼いているんだそう。カルシウムも取れるので一石二鳥ですよね。
・煮物など和食献立にはひじきたっぷり
→ひじきは低カロリーなのに食物繊維が豊富で満腹感を得られるため、和食の献立の時には必ず使っているそう。カルシウムや鉄分も多く、美容にも効くのでたっぷり食べて満足感を得ているそうです。
・間食はかぼちゃ
→ケーキやチョコなど甘いものが欲しくなったらかぼちゃの煮物をつまんでいるそう。自然な甘さのあるかぼちゃは、食物繊維も豊富で腹持ちがいいため、間食にぴったりなんだとか。
元東京バレエ団所属 ダンサー兼バレエ教師 加藤千尋さん
4歳からバレエを習い始め、平成19年にチャイコフスキー記念東京バレエ団に入団。国内や海外のツアーに参加して重要なキャストを任され活躍。
退団後の現在は、教師として活動している加藤千尋さんの現役時代の食生活はというと、お母さんの勧めでずっとカルシウムを摂ることを意識していたそう。
骨格や身長のことを考えて、脱脂粉乳を飲んだり粉末のカルシウムを摂っていたそうで、中学1年の時140㎝だった身長が2年生になって一気に163㎝にまで伸びたんだとか。
現役時代も怪我や骨折などなく、食生活の大切さを痛感したそうです。
そんな加藤さんの食事はというと、
・お弁当箱を小さく
→少ない量とカロリーで効率よく栄養を摂取できるように
・ご飯は少なめ野菜多め
→炭水化物よりタンパク質を多く摂って筋肉をつけるように。
お魚やささ身料理が中心
・おやつは控える
→ゼリーなどのおやつよりも、栄養のあるものを優先して食べる
やっぱりプロのバレリーナは食事にも細心の注意を払い、抜かりがありませんね。過酷なダイエットもプロ意識の高さでやってのけてしまうように見えます。
一般の方にはハードルが高いかもしれませんので、マネできそうなものを自分流にアレンジして試してみたらいかがでしょうか?