気を付けて。猫背はほうれい線を悪化させる姿勢です!
顔にくっきりと刻まれたほうれい線は、老けた印象を与えてしまいますよね。そんなほうれい線を悪化させる姿勢は、猫背だったのです。猫背に気を付け、姿勢をよくして、ほうれい線の目立たない若々しくはつらつとした人になりましょう。
ほうれい線ってどうしてできるの?
主な原因は、たるみや乾燥
口元にくっきりとほうれい線が刻まれていると、お世辞にも若々しい表情とは言えませんね。
それもそのはずで、加齢や紫外線の影響を受けて、肌の弾力やハリがなくなったり、表情筋が衰えることで、肌がたるんでしまうことが、ほうれい線ができてしまう原因の一つでもあるのです。
また、乾燥によってできた細かく浅い小じわが、深く刻まれたほうれい線へと進んでいく原因となってしまうこともあります。
猫背はほうれい線を悪化させる姿勢だった
では、ほうれい線はある程度年齢を重ねなければできないものなのでしょうか? そうとばかりは言えません。
最近では、若い人の中にも、くっきりとほうれい線が刻まれている人も見かけます。それは、普段の生活で、パソコンやスマホを見ている時間が長いことにも原因があるのです。
パソコンやスマホを見ているときの姿勢は、背中を丸めたり、あごを突き出している猫背の姿勢になってしまっている人がとても多いのです。
そして、その背中を丸めた猫背が、顔の皮膚のたるみを作ってしまい、ほうれい線を悪化させてしまう姿勢でもあるのです。
猫背になると、自然と顔は下向きになるはず。顔が下向きの時間が長いとその分、顔の筋肉には重力の重みがかかって、負担となり、顔の筋肉がたるんでしまうのです。
ほうれい線の原因である猫背を治そう
意識をすれば、猫背は治せる
猫背は、見た目にも老けて見える上に、健康にも美容にもいい影響はないのですから、是非とも克服したいものですね。
どんなにおしゃれをしていても、猫背で歩いていると、美しくは見えないものですが、背筋の伸びた、緊張感のある姿勢は、さりげない普段着姿もキレイに見せてくれるものです。
猫背を治す方法は、とても簡単です。常に自分で背中を意識することから始めることです。
始めのうちは、なかなか慣れなくて、疲れを感じるかもしれませんが、猫背を治すことは、背中や肩のコリも解消してくれるのですから、猫背を治せば、体調だってよくなるはずです。
まず、肩を少し後ろに引くようにして、顔もほんの少し上を向くようにします。背中を伸ばすことばかり考えて、アゴを引きすぎると、首に深いシワができてしまいますから、気を付けて。
のどと胸の間くらいの場所をほんの少し、前に押し出すような気持ちで伸ばします。もっと意識できる人は、両方の肩甲骨を少し寄せるようにしましょう。
鏡があれば、横を向いて鏡の前に立ち、自分の背中の伸び方をチェックしてみましょう。猫背の自分と背筋を伸ばした自分を比べれば、どちらが若々しくて素敵に見えるか、一目瞭然ですね。
猫背を克服するためのグッズ
猫背を治すためのグッズも、いろいろとあります。
まずは、ブラ。ブラのひもが交差していて、着けているだけで背中を伸ばしてくれる効果のあるものです。仕事に集中していて、ついつい猫背になってしまいそうな時も、そんなブラをつけていれば大丈夫ですね。
座ると自然に背筋が伸びるように設計されている椅子もあります。また、テレビを見るときなどに、ソファでくつろぎながら見るのではなく、バランスボールの上に座るようにすると、猫背になるのを防いでくれます。
ほうれい線を悪化させる姿勢でもある猫背を治して、表情もスタイルも、若々しい自分を取り戻しましょう。