ほうれい線ができる原因はたったの2つ!押さえておけば予防と対策も
たった2本の皺で女性の魅力を大きく損なうほうれい線。しかし、ほうれい線ができる原因はたった2つのシンプルな理由なのです。ほうれい線のメカニズムを知って、効果的にほうれい線予防と対策をしちゃいましょう。
ほうれい線の原因は2つだけ!?
たった2本の皺で女性の見た目年齢をぐっと引き上げ、魅力を損なうほうれい線。どうしても作ったり深くしたくないですね。
実はこのほうれい線ができる原因は2つに集約されるのです。2つのほうれい線ができる原因と、ほうれい線の予防や改善方法をお伝えします。
ほうれい線の原因1・皮膚のたるみ
ほうれい線ができる原因の1つは、老化による皮膚のたるみです。肌の張りが失われると重力に負けて頬がたるみ、口角が下がって口が突き出てきてほうれい線を深くします。
初期症状は肌の弾力が少なくなったり、毛穴がたるんでしずく型となって目立ってくることです。放っておくと頬と口元の境目の皺がどんどん深まってほうれい線やマリオネットラインを形成します。
肌のたるみのスピードを鈍化させたり、改善することによって、ほうれい線も気にならなくなってくるでしょう。
注意!乾燥肌
ほうれい線の部分だけでなく、肌全体の乾燥に気をつけましょう。
肌の乾燥は老化の第一歩。特に年齢を重ねると知らず知らずのうちに皮脂腺の働きが衰えて、若い頃と同じケアでは肌の保水が足りないことがあります。
「乾燥させない」をモットーに、スキンケアの方法を見直してみましょう。
無視できない、紫外線
ほうれい線と紫外線とは意外な取り合わせですが、紫外線は年齢以上に肌を老化させるリスクが高いという説もあります。
また、紫外線は肌のコラーゲン組織をダイレクトに破壊します。日常で浴びる紫外線を把握して、こまめにサンスクリーン剤を塗りなおしたり、日傘や帽子なども活用してみてください。
ほうれい線の原因2・筋肉のたるみ
もう1つのほうれい線ができる原因は、老化による顔面の表情筋の硬直です。
表情筋が衰えるとどんどん老け顔が進行します。口角が下がり、頬や顎がたるんで、瞼が下がり目まで小さくなってきます。
表情筋の衰えはほうれい線を作るだけではなく、不機嫌そうに見られたり、滑舌が悪くなったり、風邪を引きやすくなるなど、さまざまな悪影響を及ぼします。
表情筋老化の初期症状はあひる口が?
一昔前に可愛い女子の表情として一世を風靡したあひる口。唇を突き出して口角を上げて微笑む表情で、口の形はアルファベットのWのようになります。久しぶりにやってみると、できなくなっていませんか。
実はあひる口ができなくなることは表情筋老化の初期症状なのです。年の差婚で話題のタレントの加藤茶さんは元祖あひる口タレントですが、70歳過ぎにはとても見えません。
あいうべ体操や舌回しでほうれい線対策
表情筋を鍛えるのに一番いいのはたくさんおしゃべりしたり、よく笑うことや、よく噛んで食べることです。
他に、顔面体操で表情筋を刺激することもできます。大きく口を開いて「あー」「いー」「うー」最後に「べー」と舌を出すのがあいうべ体操です。
舌回しはほうれい線対策ができる体操として、芸人のシルクさんが広めたことで有名ですね。口の中で舌を大きく回して頬粘膜を一周させます。
歯の噛み合わせを再チェック
噛み合わせが悪いと、表情筋を硬直させ、老け顔へ一直線に転がり落ちます。
実は人間の歯は動いていて、噛み合わせも変化します。歯医者さんに定期的に通って歯と噛み合わせの健康をチェックしてもらいましょう。
噛み合わせにとって虫歯の放置など論外ですし、義歯などもだんだん合わなくなってきます。知らず知らずのうちについた悪い癖で、歯が移動していることもあります。