レーザーフェイシャルの効果が知りたい!シミ・そばかす以外のこんな効果
レーザーというとシミ・そばかすの治療というイメージがありますが、レーザーフェイシャルの効果はそれだけじゃない。
広範囲に照射するレーザーの熱の力で内側から変わってくるってどういうこと?
アフターケアで気をつけたいポイントからクリニック選びまで気になることまとめました。
「このシミやそばかすさえなければ・・・」だれもが鏡の中に向かってそう話しかけたことがあるでしょう。
シミに効くと聞けば、クリームを試してみたり、内服薬を飲んでみたり。それなりにみんな努力しているけどいまいち効果が出ないなんてことも。
そこで効果が実感しやすいと人気のレーザー治療があります。短時間で施術が終わり、しかもダウンタイムがないという「レーザーフェイシャル」。
自分にあった方法ならぜひ試してみたいというひとも多いのでは? そこでレーザーフェイシャルの効果とはどんなものかさっそくリサーチ!
顔全体に弱いレーザーを当てる
レーザーフェイシャルは、顔の一部分だけではなく顔全体にレーザーを照射します。
一回あたり2,000〜4,000発ほどを照射しますが、一発のレーザーは弱めなので、痛みも輪ゴムをはじいた程度のチクッとした軽いもので、ほとんど気にならないほどなのだそう。
このレーザーは表皮の内側にあるシミなどの黒い色素のみにダメージを与えるものです。このため、肌にかさぶたができないので通常よくある絆創膏などを貼る必要もなく、ノーダウンタイムといって日常生活に支障がないのが魅力のひとつになっています。
しかも一時的な赤みや腫れをクーリングによってしっかり落ち着かせれば、その後普通にメイクもできます。人間の肌周期にわせて、だいたい月に一度程度の間隔で治療していきます。
広範囲の照射による効果
メラニン色素に反応し、それを追い出す効果のあるレーザーを照射していくので「そばかす・細かいシミ・色素沈着・肝斑」の改善が期待できます。
従来のレーザーでおこなうシミとりではかさぶたができましたがそれはなく、広範囲の照射に適したレーザーと言えると思います。
またレーザーの熱でニキビの原因菌を殺菌するので「ニキビ」の改善や、コラーゲンの再生を促すことで「ニキビ跡」にも作用します。「毛穴」収縮作用もあるので、毛穴が目立たなくなるという効果も期待できます。
肌の内側から変わってくる感じ
細胞の活性化がなされるために肌のハリやキメを整える効果が期待できます。またコラーゲンの再生は、リフトアップ効果や小ジワの改善にもつながります。つまり、肌の内側からふっくらとしたものを感じられるようになるわけです。
さらにうれしいことに、レーザーが毛根のメラニンをターゲットにするので脱毛効果まであるのです。顔のうぶ毛が薄くなり、ワントーン明るい肌が手に入るという方も中にはいます。
効果を高めるアフターケア
副作用の中で多いのが色素沈着なので、「日焼け対策」がもっとも重要なアフターケアとなります。
レーザーは程度の差はありますが肌へのダメージは避けられないものです。一時的にダメージを受けている状態なので、いつも以上に紫外線の影響を受けやすくなっています。そこで普段以上に日焼け対策は必要になってくるので、自分の生活で可能かどうかも考えておく必要があります。
また、肌を刺激しないということも大切なので、洗顔の方法やメイク、マッサージ、毛そり、ピーリングなどの刺激に注意が必要になってきます。
失敗しないクリニック選びについて
もちろん、効果がある反面、リスクも伴います。人によっては充分な効果が得られないこともあるでしょう。
丁寧に説明をしてくれる医師がいる皮膚科や美容クリニック選びが大切です。たとえ当日の施術を無理にすすめられても、冷静に考える余裕を持ちたいものです。
独立行政法人国民生活センター発行の国民生活2013年9月号に「美容医療サービスチェックシート」が掲載されていました。
例えば、価格の安さを強調していないか、身体的な悩みや希望を医師が詳しく聞いた上できちんと診察してくれたか、施術の具体的な方法・保険適用の有無・副作用・合併症・術後のケアなどの見通しを丁寧に説明してくれたかなどです。
ホームページで見ることができるので、美容クリニックを選ぶ際の参考にしてみて!