二枚爪をはがすのは今すぐ止めて!ひょう疽になる可能性も

二枚爪をはがすのは今すぐ止めて!ひょう疽になる可能性も

寒く乾燥する季節になると手のケアに悩む人が増えてきます。手荒れだけでなく、爪も乾燥してしまって二枚爪になってしまう人も。でも二枚爪をはがすのはいいこと?なってしまった二枚爪のケアと予防について調べてみました。

二枚爪で悩んでいませんか?

二枚爪で悩んでいませんか?自分の指先に目を向けると知らない間に二枚爪になっていて、ガクッと落ち込むことありませんか? よく手を使う職業の人や、無意識に自分で爪をいじってしまう人も。

いずれにせよ、着替えの時に服にひっかかったり、人に見られると恥ずかしいですよね。そんなときどうしていますか?

二枚爪を見つけたら?

二枚爪を見つけたら、どうしていますか?

気づいたときにすぐむしってしまったり、わざわざピンセットでちぎったりする人もいるようですが、爪の周りはとてもデリケート。ささくれでもばい菌が入って痛い思いをすることも結構ありますが、二枚爪をはがすと同じことが起こることも。

二枚爪そのものが悪化するだけでなく、ひょう疽になり指が化膿して爪すべてをはがすことになってしまうと、生え変わるまで数か月間もかかってしまうことや、生えてきても凸凹な爪になってしまうこともあるので、二枚爪をはがすのはやめましょう。

爪ってどうなってるの?

さて、私達の爪って、何でできているか知っていますか? 硬いのでカルシウムからできていると思っている方もいるかもしれませんが、爪は皮膚の延長、つまりたんぱく質からできているんですね。

しかも1枚でできているのではなく、薄い膜が三層に重なってできています。この三層の間は脂肪と水分があり、まるでサンドイッチのように挟まれてつなぎ合わされています。

二枚爪は一番上の膜がはがれてしまった状態で、その原因は、乾燥が大きな割合を占めます。膜と膜の間には脂肪と水分であるわけなので、乾燥でつなぎが失われてしまって剥がれるのですね。
ピンク色の部分と爪先の白い部分の境界線である、イエローラインから先で、割れてしまうことが多いのではないでしょうか。今度は爪を上からみてみましょう。爪の根元にある爪母で爪は作られ、一日0.1ミリ程度伸びます。

指先まで覆っている部分を爪甲といいます。爪甲のピンク色の部分と爪先の白い部分の境界線である、イエローラインから先で、割れてしまうことが多いのではないでしょうか。

二枚爪の治し方

できた二枚爪にクリームはナンセンス

二枚爪を放っておくと、長時間爪先を薄いままの状態にしてしまうので、さらに乾燥が進み、割れ目が広がってしまいます。ピンクの部分まで割れてきてしまうと、ばい菌が入るリスクが高くなるので、初期のうちに対処したいですね。

爪にある程度の長さがあれば、割けている部分を爪切りで切り取ります。あまり長さがない場合はぎりぎりの線まで、爪やすりでそろえてください。

爪切りは爪を挟んで変形するようにして切るので、衝撃が伝わりやすく、さらに割れてしまう危険性もあリます。お風呂のあとや、お湯に手を付けて温めて、爪が柔らかい状態で切るとうまくいきます。

もう割れてしまった白い爪の部分よりも、二枚爪の部分を切り取ったら、ピンクの部分の爪の保湿を心がけましょう。生えてくる爪の健康を強化して、二枚爪にならないように予防しましょう。お湯に手を付けて温めて、爪が柔らかい状態で切るとうまくいきます。

生えてくる爪を健康に

前述のように乾燥は、タンパク質でできている爪にとって大敵。ピンクの部分にクリームなどで保湿するとともに、爪を作り出す根元によく刷り込みましょう。優しくマッサージもすると血行もよくなります。

また爪は少しずつ伸びるので健康のバロメーターともいわれています。まずは健康な爪を作りだせるよう、全身の健康に気を配りましょう。

二枚爪を予防するには体質改善が欠かせません。特に気になる場合は爪にはタンパク質や野菜や海藻類などのミネラルを意識してとるといいですよ。

爪に刺激は少なく!

爪やすりで優しく整えるのが最適です。イエローラインから先の爪先は薄く、もともと硬く乾燥していますので、爪切りで切ると、刺激が強く割れやすくなります。爪やすりで優しく整えるのが最適です。

また水仕事やマニキュアなど外部からの刺激もよくありません。水仕事のときはゴム手袋をしたいですね。

寒い季節は手荒れも加速します。先にハンドクリームを塗って、木綿の手袋をはめたあとにゴム手袋をしてから炊事をすると、パック効果が高まり、とてもしっとりしますよ。

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