みんな密かに悩んでいる?膣粘膜の引き締めとは

みんな密かに悩んでいる?膣粘膜の引き締めとは

膣の悩みなんて他人となかなか話する事ありませんよね。でも、膣の事を密かに悩んでいる女性って多いらしいんです。膣粘膜がゆるいと何か支障がある? 膣粘膜の引き締めとはどうすればいいのでしょうか? 膣粘膜の引き締めにいいと言われている膣トレの方法とは?

多かれ少なかれみんな悩んでいる膣粘膜の引き締めとは?

分娩経験のある女性なら、半数以上の女性が「膣のゆるみ」のという共通の悩みを抱えていると言われています。

膣の引き締めには「膣トレ」といわれるトレーニングや、クリニックでの施術などが効果的。どんなものがあるか、この女性共通の悩みを解決すべく調べてみました。

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出産経験のある女性の8割が悩んでいる「膣のゆるみ」

出産経験のある女性は、出産時、産道である膣が傷ついて収縮できなくなった事が原因で緩みがでるそうです。

膣は、コラーゲン繊維が基でできています。出産すると、このコラーゲン繊維が伸びて切断されたせいで膣の入り口が緩んでしまったと感じてしまうようです。

しかし、このようなゆるみは、なにも、経産婦だけばかりのものではありません。10代20代の若い人にも悩んでいる人は増えています。

膣が緩んでいる症状にはどんなものがある?

膣のゆるみってなかなか自分では気がつけないし、そもそも「緩んでいるから」といって不自由があるかといえば疑問ですよね。

しいて言うならば、最近CMでもそのための商品が宣伝されていますが、「尿漏れ」位でしょうか。

膣が緩んで気が付く自覚症状には

・お風呂などに入ったら、中に水が入る

・ヒップが最近たるんできた。

・尿漏れ

・性交時に音がする

・パートナーが満足できなくなった

など、以上のような自覚症状が出てきたら、膣のゆるみを疑った方がいいかもしれません。

膣の緩みが招くコワい病気

40歳以上の女性がなる可能性がある病気があります。それは「子宮脱」。それってどんな症状なのでしょうか?

子宮は、いわば”筋肉のかたまり”で「骨盤底筋群」と呼ばれる筋肉に支えられています。この「骨盤底筋群」とは、文字通り骨盤の底にあって、膀胱や子宮、腸を支えている筋肉のこと。

ひとたび、この筋肉の筋力が弱まってしまうと膣が緩んで、それが高じると「子宮脱」といって子宮が下がり、ひどくなると外に出てきてしまうのが主な症状です。

他に、頻尿や排尿困難などがありますが、最悪、外科的治療が必要な場合があります。

緩んだ膣を自力で締める!

緩んだ膣粘膜を締引きめるには「ゲーゲル体操」などで子宮底筋を鍛える事が基本です。軽い尿もれ程度の症状なら、2~3週間で改善すると言われています。

骨盤底筋を鍛えると姿勢もよくなり、下腹に力を入れるのでキレイなボディラインを手に入れることができます。

この骨盤底筋は鍛えなければどんどん衰えていきます。「膣のトレーニング」習慣にしませんか?

今日から始めたい!膣トレの方法

膣トレには道具はいりません。身ひとつでOKです。1日たった3分、すき間時間を有効に活用してやってみてください。

◆膣トレの方法

1.脚を肩幅に開いて立つ。

2.息を吸いながら膣を引き上げるようなイメージで5秒程度かけて肛門辺りをキュッと引き締める。

3.引き上げたイメージのまま5秒間キープ

4.息を吐きながら全身の緊張をほどきます。

このトレーニングを行うタイミングは、お風呂上りがベスト。たいした時間はかからないので習慣にするといいでしょう。

40fdf33488b411bd54ec5fc48e000c78_s 背伸び ストレッチ エクササイズ リラックス

運動不足を解消して「膣力を高める」

現代人は昔の人と比べて「膣力」が弱っていると言われています。

理由は、昔と比べ炊事洗濯も全自動で手間がかからなくなり、車や電車の移動で歩くことも随分少なくなっていて、慢性的な運動不足は否めません。これも、膣のゆるみの理由のひとつになっています。

つまり、運動不足を解消すると「膣粘膜の引き締め」につながります。

肥満もゆるみの原因に?

お腹周りに脂肪が付いていると常に荷物を骨盤底筋群が支えている状態になります。

ポッコリお腹の人も要注意。骨盤底筋に負担がかかっていることは明らかで、膣のゆるみの原因になります。

膣粘膜の引き締めはクリニックでの施術も

膣粘膜の引き締めは、コストはかかりますがクリニックでの施術も有効です。方法にはいくつかあり、コストや術後の有効期間も方法によってそれぞれ違ってきます。

◆膣縮小手術

ゆるんだ膣周りの筋肉を修復する手術。最も効果が高いが、出産予定のない人に適する。

◆ビビーブ(高周波治療)

高周波で膣壁のコラーゲンを増やすことで膣を若々しく甦らせる方法です。効果は一時的なのですが、痛みなどがないため人気の方法です。

◆ペルビックトレーナー(磁気治療)

ゆるんだ骨盤底筋を磁気の力で刺激して強制的に鍛える方法で、何度か通院する必要はありますが、痛みはありません。高齢者の尿もれ問題にも効果的です。

◆ヒアルロン酸や脂肪を注入

膣内部に脂肪やヒアルロン酸を注入し、手術なしで膣内部を狭くする方法。注入された脂肪やヒアルロン酸は体内に吸収・代謝されてしまうので安全です。但し、持続時間が短いというデメリットがあります。

他にもいくつか方法はありますが代表的なものを挙げました。

膣がゆるいといって起こる問題は少ないですが、なかなか人には打ち明けることができない悩みです。

治療するにしろ、何もしないにしろ、女性として自信をもって生き生きとしていたいですね!

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