老け髪で見た目年齢5歳上昇!切れ毛の原因6パターンとヘアケア方法
パサつく! 広がる! 切れ毛は見た目年齢を上げる老け髪の原因となります。それでは切れ毛の原因は何なのでしょうか。日常の間違ったヘアケアやスタイリングが切れ毛を呼びます。また、切れ毛は薄毛の前兆なことも!?
女性の美しさを意外と損なう切れ毛
髪の毛が途中からプチプチとちぎれてしまう切れ毛。切れ毛が多いと、髪の毛がパサついたり、広がったりうねってまとまりにくくなります。
これは意外と女性の外見を損ねます。お肌の調子がよくてメイクやヘアスタイルに気を使っていても台無し。切れ毛が多いと見た目年齢が上がり、清潔感がなくなります。
髪は顔の額縁。痛んでいると5歳は老けて見えるのです。
さらにひどくなると髪を伸ばすのも難しくなります。切れ毛の原因って何なのでしょうか。
癖毛
縮毛で1本の髪の毛に太いところと細いところがある人は、少しの刺激や摩擦で細いところで髪が切れてしまうことがあります。
生まれつきの縮毛ならある程度仕方のないことなのですが、年齢を重ねたり、ストレスなどで女性ホルモンのバランスが悪くなると癖毛になりやすくなります。
急に切れ毛が増えるとき、特に根元近くでの切れ毛の頻発は、薄毛のや円形脱毛症の前兆であることもあるので注意しましょう。
摩擦
切れ毛の原因で多いのが、摩擦です。髪の表面はキューティクルに覆われていますが、摩擦はキューティクルを傷つけ、内部のタンパク質がスカスカに流失する原因になります。
根元から引っ張るように強くブラッシングしている人は毛先から丁寧に梳かすようにしましょう。
静電気も切れ毛の原因です。ブラシはナイロンではなく豚毛のブラシやつげの櫛などの天然素材に変えましょう。
また、髪は濡れているときは大変摩擦に弱いのです。夜髪が濡れたまま眠ってしまったり、朝髪がびしょびしょの状態からスタイリングを始めるとあっという間に髪が痛みます。
夜は髪が完全に乾いてから眠ること。ドライヤーの熱は、濡れたまま眠るよりよほど髪を傷つけません。スタイリングもある程度ドライしてから始めましょう。
熱
熱はタンパク質を変成させます。髪の毛をしょっちゅう加熱しているのは髪の毛を焼いているのと同じことです。ドライヤーは髪から30cm以上離して使いましょう。
ドライヤーにはかける方向もあります。キューティクルは下向きのうろことなっているので、決して向きに逆らわず、根元から毛先に向かって乾かしましょう。
コテやヘアアイロンは毎日使うべきものではありません。毎日髪を巻きたいのなら、パーマをかけておくか、カーラーがお勧めです。
紫外線
紫外線にはキューティクルを開いたり剥がしたりする働きがあります。屋外の仕事や趣味がある方は髪がぱさつきやすいと感じたことはありませんか。
肌だけでなく髪の紫外線対策もしましょう。帽子や、スプレー式の日焼け止めがお勧めです。
乾燥
髪の乾燥は肌の乾燥対策と異なることを多くの女性は知りません。乾燥毛は、キューティクルが開いたり剥がれて中のタンパク質が流失することで起こります。
髪の乾燥対策に水で濡らしたり、化粧水をスプレーする人がいますがこれは逆効果です。髪は濡れるとますます傷つきやすくなるのです。
髪の乾燥はトリートメントやヘアオイルで油分やタンパク質を補いましょう。
薬剤
パーマやヘアカラーはキューティクルを一度開いて薬剤を浸透させるため、繰り返すと髪を傷めます。
とはいえ、カラーもしたいし、先ほど触れたように毎日コテやアイロンで髪を傷つけるよりパーマの方がマシです。 パーマやカラーの間隔はなるべくあけ、最高でも月に1回に抑えてください。
ホームカラーやパーマではなく、美容院でかけることがお勧めです。
美容院では見えにくい後ろから見て髪の痛みやかかり具合を確認しながらしますが、自宅では痛んでいるところにも長く薬剤をつけてしまいがちなのでより切れ毛の原因となりやすいのです。
切れ毛を改善する方法
切れ毛を改善するためには、どのようなことに気を付ければ良いのか、切れ毛を改善する方法をご紹介しましょう。
【頭皮の血流UP】
頭皮が固いなと感じませんか? 頭皮が固いと、血流が悪くなってしまいます。血液循環を上げるために、頭皮のマッサージをしてみましょう。頭皮が柔らかくなると、髪の毛に十分な栄養素が行き渡り、しっかりとした髪が生えてきます。
【シャンプーの仕方】
シャンプーをする時は、シャンプー剤を手の平に出し、泡立ててから髪につけていきましょう。直接シャンプー液をつけて、髪をこすり合わせて泡立ててしまうと、切れ毛の原因となってしまいます。毎日のことなので、シャンプーの仕方については注意をしましょう。
【トリートメント】
切れ毛を改善するためには、外から栄養を与えることが大切です。切れ毛に有効な栄養を与える方法として、ダメージ補修のトリートメントがあります。トリートメントを髪の毛につけた後は、蒸しタオルで巻いて、10分程度おいてから洗い流すと良いですよ。