黒糖パックの方法を紹介!天然の保湿成分で美肌を手に入れよう
スタンダードな方法からアレンジまで、黒糖パックの方法を紹介します。
ベトベトするので顔に塗ろうとは思わないでしょうが、じつは古くから美容に用いられていました。
ミネラルやビタミンの塊のような黒糖を手軽にパックできるので試してみてはいかが?
もちろん美容成分たっぷりの高級パックを購入するのもいいけれど、もっと手軽に自分で作れるパックがあります。
そのひとつが少し驚きの「黒糖」を使ったパックです。
黒糖を使った化粧品や石鹸は市販もされていますが、今回は手作りできる黒糖パックの方法について紹介します。
スタンダードな作り方
スタンダードな作り方は、鍋に黒糖と同量の水を入れて、焦がさないように弱火で煮詰めていきます。粘りが出たら完成です。
冷ましてから洗顔後の顔に薄く塗ってそのまま5分ほど待ちます。落とすときは、ぬるま湯でやさしく。
砂糖なのでベタつきが気になると思いますので、お風呂に浸かりながらパックして洗い流すのがおすすめです。
冷蔵保存もできますが、肌に塗るものなのであまり多く作り置きしないようにしましょう。
さらに浸透力が高まる作り方
鍋を使わずに、レンジを使って煮詰めても大丈夫です。
また、アルコールが平気で肌が強い方は、水の替わりに焼酎や日本酒でよく混ぜ合わせて溶かす方法もあります。アルコールの力で浸透力が高まると言われています。
どちらにしても、初めて使う時には皮膚の目立たないところでパッチテストをしてから使用するようにしましょう。食品とは言え、直接肌に付けるものなのでそこは面倒がらずに丁寧に行ないましょう。
保湿効果をさらに高めるためにはちみつを入れたり、肌のキメを整えるためにきな粉を入れたり、温めたバターで黒糖を溶かすといったアレンジも楽しめましょう。
また、ヘアパックとして髪に使用することもできますし、肘や膝にパックするのもおすすめです。
パックの後は、栄養分や水分を肌に維持するためにしっかり保湿をしましょう。
パックする頻度は?
ご自身の肌の様子から判断するのが良いと思います。というのも、調べてみると毎日入浴の際にパックしているという方も、一週間に一度という方もいらっしゃいました。
肌のターンオーバーを助けるイメージで、最初は様子を見ながら少しずつ試してみて、自分にとってベストな回数を探してみましょう。
そもそも食品なので、即効性があるというよりは長く続けることでその効果を実感するものなのでしょう。
黒糖の力
そもそも黒糖には、ミネラルやビタミンといった栄養が豊富に含まれています。黒糖のビタミンはB群で、これには皮膚や粘膜を保護する働きがあります。また糖類そのものが保湿性に優れているため肌をしっとりとしてくれます。
このような効果から、江戸時代より化粧品としても使われていたと言われています。
また、黒糖のピーリング効果にも注目です。古い角質を落とし、メラニンの生成を抑制する働きを持っているので、ワントーン明るくなった肌が実現します。
このように天然の保湿成分でパックとしての役割とピーリングとしての役割を併せ持つ美肌にうれしい食材なのです。
甘い香りに包まれる幸せ
浴室がなんとも甘い香りに包まれるので癒されるという感想や、アレンジを楽しみながら続けられるところが良いと言った意見もあります。
反対に、肌がカピカピになってしまったという人もいるのでもし肌に合わなかったらすぐに止めましょう。
黒糖が肌に直接使えるなんて考えてもみませんでしたが、古くからある方法なのですね。作り方も簡単で、しかも経済的なので入浴中にでも無理なく続けられるといいですね。
混ぜて塗るだけ簡単パックで、お財布にもやさしく美しい肌を手に入れましょう!