冷え性の改善にも有効!?しょうが湯の美容効果について
しょうがは身体を温める効果のある食材ですので、しょうが湯は冬の冷え性の時や風邪をひいた時によく飲まれている馴染みのあるものです。そのようなしょうが湯は実は美容効果も大変高いものです。しょうが湯の美容効果を知って、冬だけでなく年中生活に取り入れましょう。
冷え性改善に役立つしょうが。実はしょうが湯の美容効果は高いです。
しょうがは料理において臭い消しや酸化防止など役立つ食材であり、薬味としても使われています。
このしょうがは、殺菌作用や抗酸化作用がありますので、健康によい食品として知られています。そのため、健康を気にする人にとってはなくてはならない存在です。
そのようなしょうがの栄養素を効果的に摂取するためには、あたたかくするしょうが湯がおすすめです。あたためることによって栄養素がより摂取しやすくなるからです。
しょうがに含まれる栄養素について
しょうがは90パーセントが水分で、ビタミンとカリウムをわずかに含んでいます。
そのなかで特筆すべき栄養素としては、しょうが三大成分といわれる「ジンゲロール」、「ジンゲロン」、「ショウガオール」の3つが挙げられます。
「シンゲオール」は血管を拡張させ、血の巡りを良くします。そのため、身体に熱がいきわたりますので冷え性の改善に役立ちます。加えて、血行を良くしますし、むくみの改善にも期待します。
「ジンゲロン」は近年の研究で脂肪分解作用があるといわれています。そのため、ダイエットにも効果的です。
「ショウガオール」には強い抗酸化作用により、消炎効果がありますので肌の吹き出物などを改善してくれます。血行を促進したり新陳代謝を促すことでシワやシミ、美容面の老化防止にも役立ちます。
なぜしょうが湯にするとよいか
しょうがの三大栄養素、「ジンゲロール」「ジンゲロン」「ショウガオール」ですが、「ジンゲロン」と「ショウガオール」に関しては、しょうがを加熱したり乾燥したりすることによって「ジンゲロール」が変化したことによって生成される栄養分です。加熱することによって、生のしょうがよりも栄養素がとても高くなります。
しょうがは、通常薬味や調味料として利用されていますので、大した量が摂取できません。ですが、しょうが湯にすることで、毎日ある程度の量が摂取できます。
しょうが湯の作り方について
しょうがは、生のままではあまり美容効果がありません。そのため、ショウガをカットし、ジャムを作る要領で砂糖などと一緒にコトコト煮込みます。瓶に入れて保存しておけば、それをお湯に入れるだけで毎日しょうが湯を楽しめます。
生のしょうがを加熱しても良いのですが、天日干しや電子レンジなどで感想をさせることでより有効成分が凝縮されますのでおすすめです。
夏の暑い日にしょうが湯を飲むのが暑くて嫌なら、しょうがと砂糖を煮込んだものを水で割って冷たくすることもできます。
ショウガオールは加熱によって作られますが、一度加熱するとその後は冷却しても成分が無効になるわけではないからです。
しょうが湯の効果的な飲み方
しょうが湯はいつ飲んでも効果がありますが、特に効果的なのが、朝です。朝起きて体温が下がっている時に身体をあたためて代謝を上げてくれます。
新陳代謝が促進されますので、ダイエットに役立つだけでなく肌のターンオーバーが加速されて美肌を手に入れることができるからです。
運動前や脂っこい食事の前も、しょうが湯を飲むことで脂肪の吸収を抑えてくれます。
ただし、睡眠前にしょうが湯を飲んでしまうと代謝が活発になって眠れなくなることがありますので、お勧めできません