トラブル肌に効果抜群のバーム美容の方法!おすすめはクレンジングと洗顔
バーム美容の方法はクレンジング、洗顔、スキンカバーに使うことができます。バームは固形オイルなので扱いやすく、また肌への刺激が少ないという特徴があります。乾燥やニキビなどの肌トラブルが多い人にこそ試して欲しい美容法です。最初はクレンジングや洗顔を試して洗い上がりの肌の心地よさを実感してみてください。
バーム美容の方法とコツ
バーム美容は、バームという常温では固形化している軟膏などを使って行うスキンケアのことです。
クリームや液体のオイルより分子が大きいために浸透力では劣ると言われるバームですが、オイルやクリームとはまた違った良さがあります。
オイルのようにべたつきがなくさらっとしていて、クリームより油分があり肌をバリアしてくれるので保湿力も高く、また顔以外にも幅広くスキンケアができることから、世界中の女性たちから注目を集めています。
今回は、そんなバーム美容の効果を効率的に行うための美容法について紹介します。
【1】クレンジング
バーム美容で基本となるのはバームを使ったクレンジングです。
クレンジングは、スキンケアの中でももっとも肌に負担をかけるものの一つです。基本的に洗浄力が高いもの、香りが強いもの、多くの成分でできているものは、肌に刺激になりやすいクレンジング剤です。
このようなクレンジング剤の使用をやめてバームでクレンジングするだけで、普段のメイク落としもスキンケアになります。
バームを使ったクレンジングは肌に良さそうと思う人は多いようですが、実際に行うとなると「きちんとメイクが落ちるのだろうか?」ということが心配で、なかなか実践できない人もいるでしょう。
メイクが毛穴に残ると色素沈着、湿疹、ニキビなどの肌トラブルの原因になります。そのため、メイクはしっかりと落としたいという人にとって、皮膚に優しいことと同じくらい、その洗浄力も気になるところです。
バームクレンジングは一般的なコスメであれば、ほぼ綺麗に落とすことができます。ただし、特殊メイクは舞台メイクなどの場合には専用のクレンジングでメイクを落としたあとに、あとで紹介するバーム洗顔をおすすめします。
それ以外で、普段からしっかりメイクや落ちないコスメを愛用している人は、まず先にバームクレンジングを行い、そのあと、取りきれない部分だけを市販のクレンジングで落とします。
しかし、たいていの場合にはバームのみのクレンジングで十分にメイクを落とすことができます。
一般的な化粧品でバームではきちんとクレンジングで落ちなかった、という場合には、そのやり方に問題がある可能性があります。
バームでメイクを落とす場合には、メイクの油分とバームの油分をしっかりなじませることが大切です。さらに、手の温度でほんのりと温度が温かくなるまで、マッサージするように行うことが基本です。
ポイントメイクやメイクが濃い部分はとくに時間をかけて、しっかりとなじませます。
クレンジングにかける時間は少なくとも20分。じっくりと時間をかけるほど、メイクを落としたあとの肌がしっとり、すべすべになります。
【2】洗顔
バームはクレンジングだけでなく、普段の洗顔としても使用することができます。
バームで洗顔するときのポイントは適量のバームで行うことです。多すぎると無駄になり、少なすぎると汚れをしっかりと落とすことができません。
また、バーム洗顔は洗い流さずに拭き取ることもポイントです。洗顔後にべたつくのではないかと心配になるかもしれませんが、そのような心配は無用です。
また、べたつきが強いのは拭き取りは不十分であるということです。柔らかい布やキッチンペーパーなどで優しく拭いましょう。
【3】スキンカバー
バーム美容で多くの人におすすめな使い方がスキンカバーです。普段のスキンケアのあとに薄くバームを塗ることで、肌の表面に膜のような働きで肌を守ってくれます。
メイクのあとでも、メイク崩れが気になる場所に薄く塗ると、乾燥や皮脂によるメイク崩れを予防するのにも役立ちます。