埋もれ毛の処理に注意!埋没毛は抜いていい?
慎重に脱毛しているつもりでも、気付いたら埋もれ毛になってしまうことがあります。皮膚を削ってでも抜きたい気持ちはわかりますが、無理して抜いてもいいのでしょうか。できてしまった埋もれ毛の処理はどのようにしたらいいのかについてお話しましょう。
少しでも皮膚の外に出ていたら抜いてもいい?
埋もれ毛にもいろいろなタイプがあり、抜いてもよさそうなタイプ、皮膚の下に完全に埋もれてしまっているタイプなど、それぞれに合わせた処理をすることが大切です。
カミソリでの無理な除毛やムダ毛が生える方向を無視して毛抜きで脱毛していると、毛穴の下に隠れてしまうことがある埋もれ毛。皮膚があるために、無闇にいじったら肌が傷ついてしまいそうなのが難点です。
実際、無理矢理いじって埋もれ毛を取り除こうとすると、皮膚のダメージがシミになって残ってしまうこともあります。
皮膚の表面に少しでも顔を出している埋もれ毛なら、毛抜きで抜いてもよさそうに思えるでしょう。
しかし、夢中になって皮膚をほじくるような処理は禁物。さらなる埋もれ毛を作ってしまうかもしれませんから、皮膚内で消滅するのを待つのが一番です。
除毛クリームでやさしく処理
埋もれ毛の処理として最もやさしいといえそうなのが、除毛クリームの使用です。
皮膚の表面に少しでも出ているムダ毛なら、除毛クリームを塗って一定の時間を空けてから拭き取れば、肌に負担をかけずにきれいに埋もれ毛を取り去れるでしょう。
ただし、除毛クリームで処理できるのは、皮膚の表側に出てきているムダ毛のみ。完全に埋没してしまっている埋もれ毛には効果がありませんので、試しても無駄な場合もあります。
ピーリングで皮膚を薄くしつつ処理
皮膚の角質を落とすことで、新しい皮膚の再生を早めるスキンケアがピーリング。この方法を利用して、埋もれ毛を皮膚上に出しやすくするのも、比較的肌にダメージの少ない処理法です。
気をつけておきたいのは、刺激の強すぎる成分や合成の添加物などを多用しているピーリング剤を選ばないこと。また、一度のピーリングで埋もれ毛が出てこなくても、根気よく待つことです。
あまり頻繁にピーリングをし過ぎるのも、肌のダメージにつながりかねないことを忘れないようにしましょう。
皮膚を傷つけるのはタブー
皮膚の下に完全に埋もれてしまった埋没毛は、皮膚を剥かない限りは表面に出てきません。
しかし、爪やピンセット、毛抜きなどで皮膚を傷つけて埋もれ毛をほじくり出そうとするのはタブーです。そんな処理をしてしまえば、肌に傷痕がついたり、色素が沈着してシミになることもあります。
せっかく美しい素肌を手に入れるために脱毛するのに、肌自体が傷ついてしまうのでは元も子もありません。皮膚に負担をかけずに脱毛すること、これを基本にしましょう。
埋もれ毛の処理後は保湿を欠かさず
肌にとっての大敵は、乾燥だということをご存知でしょうか。
ニキビでもシミでも大元の原因は乾燥が関係していることを知れば、脱毛や埋もれ毛の処理にも保湿が欠かせないことが理解できるでしょう。
脱毛サロンでは、必ず保湿をしながら脱毛を行います。最新の脱毛マシーンでは、保湿と同時に脱毛処理ができる機能を持つタイプもあるくらいです。
脱毛前後に保湿をするのは常識、特に脱毛後に肌を乾燥から守ることは肌トラブルを避けることにもつながります。
埋もれ毛の処理方法は、ピーリングや除毛クリームなど肌の乾燥がつきもの。出てきた毛を剃ったり抜いたりする場合も、肌にかかった負担を鎮めるには保湿が重要です。
輝くような肌を目指して、埋もれ毛の処理後にはしっかり保湿を行いましょう。