そのクレンジングは合っている?肌質でクレンジングを変えるべき理由とは?
メイクの濃さや手軽さ、価格などで決めてしまうクレンジング。実は、肌の調子をキープするためには、肌質でクレンジングを変えるべきだと知っていましたか?肌質によって、どういったクレンジングが良いのか、その理由と共にまとめました。今使っているクレンジングは、果たしてあなたの肌に合っているものなのでしょうか?
自分の肌はどんなタイプ?
まずは、自分の肌がどんなタイプなのかをきちんと理解していますか?
自分は普通肌だと思っていたら、意外と乾燥肌だった、あるいは乾燥肌だとばかり思っていたら、実は混合肌だった、なんて勘違いをしている方、意外と少なくないのです。
肌の種類には、それぞれ特徴があります。まずは、自分の肌のタイプを知りましょう。
普通肌
一般的な化粧品などに対してトラブルが少なく、肌の水分量なども適切である肌の状態を言います。ただし、その日の体調などでは、肌の調子が悪かったりすることもあります。
乾燥肌
肌の水分量が比較的少なく、皮脂のバランスが悪い状態の肌を言います。肌が乾燥していると、肌につっぱり感があり、若いうちから小じわが出やすいと言われています。
基本的には、乾燥肌のタイプは、毛穴が小さく、キメが細かい人が多いです。
敏感肌
化粧品や薬品などに過剰に反応してしまうタイプの肌です。もともと、アレルギーなどがある方はこちらのタイプが多いかもしれません。
肌のバリア機能が弱いため、外部からの少しの刺激でも、皮膚が赤くなったり、炎症を起こしたりします。
混合肌
比較的に日本人に多いタイプの肌。おでこなどは一部オイリーで、油が浮いてしまうほどなのですが、頬などの肌の薄い部分は、乾燥肌となってしまうタイプです。
肌別!クレンジングはどれが合うの?
クレンジングにはいくつかの種類があります。オイルクレンジングやシートで拭きとるタイプ、あるいは、ミルククレンジングやリキッドタイプ。
それぞれにメリット・デメリットがあり、さらに自分のメイクの濃さによっても、きちんと落ちるのかどうかも変わってきます。
ただし、メイクを落とすためのクレンジングは、自分の肌にもかなり負担があるもの。肌質でクレンジングを変えることによって、毎日の肌の負担も減りますので、肌のトラブルなどを避けることが出来ます。
せっかく、肌のためにと基礎化粧品をきちんとしていても、クレンジングで肌に負担をかけていたら身も蓋もありませんからね。
まずは、クレンジングの種類から
前述の通り、クレンジングにはいくつかの種類があります。
オイルタイプのクレンジングは、アイメイク以外でも、しっかりとした濃い化粧を落とすのに最適です。化粧の油成分がオイルと混ざることで、しっかりと取り除くことが出来ます。
一方で、優しくマッサージしながら、クレンジングをするためにはミルククレンジングが良いです。マッサージすることで、化粧を肌から浮かせて取り除く効果があります。
また、その中間でリキッドタイプがありますが、これは多くの場合、コットンにたっぷりと含ませてメイクを落としていくタイプが多いです。
肌質でクレンジングを変えよう
もともと乾燥肌のタイプの人が、普段からオイルクレンジングを使っていると、本来持っている皮脂の成分も一緒に取り除かれてしまう可能性が高いです。つまり、そうなることで、さらに乾燥が悪化してしまいます。
ですから、そういったタイプの方は、基本的にはミルククレンジングのように、刺激の少ないクレンジングを選ぶようにした方が良いかもしれません。
また混合肌の方には、おでこなどオイリーな部分はオイルクレンジング、その他の部分は、ミルククレンジングをするようにする、などにしましょう。
コットンを使うリキッドも悪くはありませんが、コットンが刺激を与える可能性もありますから、気をつけましょう。
このように、肌質でクレンジングを変えることで、肌のトラブルを防ぐことができるかもしれません。