スポーツで太くなった脚を戻したい!筋肉太りをスリムに改善するのは運動だった
ふとももの筋肉太りの原因を分析しました。パンパンのふとももやふくらはぎがジーンズを似合わなくする女性の脚の筋肉太り。ほとんどは実は筋肉太りではなかった?筋肉の形に足が太くなった理由と脚の筋肉太りのダイエット方法もご紹介します。
パンパンのふともも…本当に筋肉太り?
昔部活などでスポーツをやっていた女性に多いのがふくらはぎやふとももの筋肉太りです。
パンパン、カチコチの太い脚はパンツを履いてもスカートを履いても美しく決まりません。太いだけではなく形もスラリとまっすぐではなく筋肉部分が盛り上がっています。
特に気になりやすいのはふとももの前側の筋肉、大腿四頭筋やししゃものようなふくらはぎの下腿三頭筋などです。
しかし、女性の場合はこの「筋肉太り」は本当の意味での筋肉太りではないケースがほとんどなのです。
筋肉太りだと思っていたけど実は脂肪太りだった?
そもそも女性はとても筋肉の付きにくい生き物です。
その上、アジア人はコーカソイドやネグロイドに比べて、はるかに筋肉が付きにくいのです。ストイックに筋肉を付けようとしている女性ボディビルダーですら、なかなか筋肉で太くすることはできません。
あなたのふとももの筋肉太りは、実は筋肉太りではなく脂肪太りである可能性が高いのです。
「筋肉太り」の正体
「でも、スポーツをきっかけに太くなったし、触り心地は硬いし、筋肉の形に盛り上がっているしどう考えても筋肉太りです」
そう反論したくなる気持ちはわかります。
多くの場合は鍛えた筋肉を守るために脂肪がついたり、スポーツをやめて筋肉が衰えると脂肪がついたりするケースです。硬いし、筋肉に沿って太っているので筋肉太りのように思えます。
「体脂肪率は低いのですが?」
実は、電流を流すタイプの体脂肪計は思ったより精度が高くありません。特に、両手で持つタイプは下半身太りをしている人には実際より低い数値が出ます。
まず食生活の見直しを!
スポーツ少女や元スポーツ少女にはスポーツをしているからといって食べ過ぎたり、スポーツをやめても以前の食生活のままだったりする方が多くいます。これでは太ってしまっても当たり前です。
まず食生活を見直して、食べ過ぎていないか確認しましょう。
えっ!?筋肉太りにいいのは運動!?
筋肉太りに見えるけど実は脂肪太りである「偽筋肉太り」であっても、本当の筋肉太りであっても、脚を細くしたい場合はダイエットだけではなく運動も取り入れましょう。
ますます脚が太くなってしまうのではないかと心配になるでしょうか。しかし、このタイプが食事だけで痩せるのは危険です。
全体的に細くなるだけなので下半身が太いバランスは改善できません。しかも太かったふとももの皮膚や脂肪がたるんで膝に乗ってしまうような、もっと醜い脚になる危険を秘めているのです。
おすすめは有酸素運動、中でも正しい姿勢と歩き方でのウォーキングです。有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果があります。
また、真性であっても仮性であっても脚の筋肉太りの方は立ち方や歩き方が正しくなくて脚が歪んでいる場合が多いのです。フォームを意識しながら沢山歩くことで改善が期待できます。
意外なようですが、ストレッチや負荷を使わない筋トレもおすすめです。真性であっても仮性であっても、ふとももの筋肉太りで多いのは、ももの前側や外側が太く張っていて、内側やお尻はむしろぶよぶよなタイプです。
太く張っていないぶよぶよの方を鍛えることで脚の歪みを改善し、まっすぐな美脚に近づけることができます。