空腹感ゼロで体重を減らす!【小分けダイエット】栄養バランスを保つことが成功の秘訣!
小分けダイエットは一日の食事量を変えず、食事回数を4回から8回程度に増やすダイエット方法です。食事量が減らないので辛い空腹感を我慢する必要はありません。食事の準備が面倒になってお菓子類やジャンクフードが増えて栄養不良になると異常な食欲が出ることがあるので栄養バランスを乱さないことが成功の鍵です。
小分けダイエットとは?
小分けダイエットは食べる回数を4回から8回程度に分けるという食事法です。
「食べる回数が増えたら太るのでは?」と思うかも知れませんが、一日分の食事量を変えずに1回の食事量を少なくするため、カロリーの過剰摂取にならないため太ることはありません。
同じ量を食べたら痩せないのでは?
いくら一度の食事を少なくしても、同じ量のカロリーを摂取したら痩せることはできないと思いますか?
実は一度にたくさんの食事をすると、消化、吸収されない食べ物が胃腸に残り、より多くのカロリーを吸収してしまうため、太りやすくなることがわかっています。
小分けダイエットでは一度に食べる量を少なくすることで消化、吸収に優しく、余ったカロリーが体脂肪になって蓄積されることがないので、1日3食のときと同じ量を食べても太るどころか痩せていきます。
太る原因は消化力が弱いから?
同じ内容、同じ量を食べても、太っている人もいれば痩せている人もいます。その原因はエネルギー代謝に原因があると言われていますが、その人の消化力に以上の食事をすることで太ってしまっている可能性があります。
とくに若いころは太っていなかったのに、年齢を重ねるごとの太ってきたという場合、一度の食事で消化できる量が減ってきているということです。
消化できる以上の食事をすることで、消化しきれなかったエネルギーは体脂肪として蓄積されやすくなります。
小分けダイエットのメリット
小分けダイエットが他のダイエットと違ってもっとも良いのは、辛い空腹を我慢しなくてもいいというところです。
小分けダイエットでは数時間おきに食べることができるので、空腹感に悩まされることはありません。
もともと人の胃袋の大きさは、その人の握りこぶし1つ分と言われています。この量を目安に食べることで飢餓感を抑えることができ、ダイエットを長続きさせることが可能になります。
小分けダイエットの注意点
実行が簡単な小分けダイエットですが、一度にたくさんの量を食べないと気が済まない!という人には向いていません。このダイエットは「1回の食事をいかに少なくして満足を得られるか」にかかっています。
小分けダイエットでは「ながら食べ」厳禁
そのため、テレビなどを見ながらの「ながら食い」も厳禁です。食べるときは食べることに集中し、よく噛んで食べることで、少しの量でも大きな満足感を得ることができます。
小分けダイエットコツ(1)1回の食事の満足感を上げる
食事を始めて満足するまでにかかる時間はおよそ20分と言われています。
一度の食事量を少なくする小分けダイエットでは、この20分という時間をとくに意識することが大切です。なぜなら、1回の食事量が増えてしまうと、小分けダイエットは失敗する可能性が高くなるからです。
そのため、「1回1回の食事をいかに満足感を持って食べることができるのか」ということを大切にします。2回に一回は温かいスープを食事に取り入れたり、噛み応えのある食材を使用するなど工夫をしてみましょう。
小分けダイエットを失敗しないために
小分けダイエットで失敗した多くの人には共通点があるようです。それは、食事回数を増やして食事量が減っていくと、1回の食事の準備が面倒になり、次第に手軽な市販品やジャンクフードを食事代わりにするようになることです。
小分けダイエットではカロリーに気をつければ何を食べても基本的には良いダイエット方法ですが、カロリーが明記されているからといってお菓子やジャンクフードを食べる回数が増えると代謝バランスが乱れます。その結果、栄養不良になり、適切な代謝ができなくなることがあります。
また栄養が不足すると、不足した栄養を摂取しようと異常な食欲が突然出てくることもあります。
このように、小分けダイエットは「一度に摂取するカロリーで、いかに栄養豊富なものを食べることができるのか」ということも成功の鍵になります。
小分けダイエットコツ(2)お弁当をつくる
少ない食事量で栄養バランスを考えてつくることを一日に5回も6回もやっていたら1日中キッチンに立つことになります。食事の準備が面倒だと誰でもいやになり、続けることが難しくなります。
このように「1日に何度も食事の準備をすることが面倒!」と思う人は一日1回小さめのお弁当を複数個作りましょう。こうすることで一日の食事の準備を一度で終わらせることができますし、栄養バランスに偏りがでる心配もなくなります。